フェラーリのシャルル・ルクレールが新型コロナウイルス検査で陽性となった。彼にとって今年2回目のこととなるが、今回も大きな影響はなく、自宅で隔離期間を過ごす必要があるだけだという。
ルクレールは先週末のF1第22戦アブダビGPを10位でフィニッシュした後、タイヤテストを終えてモナコへ戻った際に検査で陽性となった。伝えられるところでは、ルクレールは軽度の症状を感じているが、それを除けば「気分は良い」という。
2度のグランプリ優勝経験者であるルクレールは今年1月、2021年シーズンの準備期間中に新型コロナウイルス検査で陽性となり、その時も軽い症状を感じていた。
2020年の世界的なパンデミックのピーク時には何人かのドライバーがウイルスに感染したが、今シーズンのグリッドに感染者は見られないかに思われた。
しかしアブダビでは、ハースのニキータ・マゼピンが日曜日のヤス・マリーナでの走行を前に検査で陽性となり、2021年シーズンの最終ラウンドを欠場した。また、ウイリアムズのCEOヨースト・カピートも新型コロナウイルスに感染し、第21戦サウジアラビアGPへ向かうことができなかった。