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働く男女の年賀状に関する意識調査、65.6%が出す予定で昨年より増加傾向に

2021年12月17日 09:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
パイロットコーポレーションはこのほど、企業・団体などに勤務する20代~60代のビジネスパーソン381人を対象に「ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査」を実施した。調査期間は11月17日~12月8日。


まず、2022年の年賀状を出すかどうかを尋ねたところ、65.6%が「出す」と回答。前回2021年調査での60.8%よりも4.8%増加している。



年賀状を出す理由については、「新年の挨拶として」(84.8%)が最も多く、次いで「日頃、御無沙汰しているので」(43.2%)や「コロナ禍で会えていないので」(40.0%)が続いた。一方で、「出さない」と答えた人の理由は、「LINE等メッセージアプリで代用」(64.9%)や「準備が面倒」(58.8%)が上位となっている。


また、年賀状を出す人に、投函時期について聞いたところ、昨年は「仕事納め後」が53.3%で最多であったのに対し、49.6%が「クリスマス頃」と回答した。


次に、新年の挨拶で活用するツールについて質問。すると、「LINE等メッセージアプリ」が69.8%で最多となり、次いで62.5%が「年賀状」と回答する結果となった。


年賀状を出す枚数については平均「43枚」で、5年連続で減少傾向に。コロナ禍前と比べて年賀状を出す枚数に関しては、61.6%が「変わらない」と回答しているが、「減る」との回答も28.8%と3割弱いた。


年賀状を出す相手について尋ねると、最も多かったのが「友人・知人」で94.8%。次いで「親類関係」(77.2%)や「会社等の上司」(32.8%)が続いた。「学生時代の先輩・後輩」(21.6%)や「恩師・恩人」(18.0%)など、日頃なかなか会えない人も上位に。


一方で、できれば年賀状を出したくない相手については、「出したくない人はいない」という回答と同率で「取引先」(各38.3%)もトップに。また、「会社等の上司」も37.5%で、上位には仕事関連の相手が集中している。


年賀状をもらって一番うれしい相手を聞いてみると、「友人・知人」が74.5%で最も多く、次いで「親類関係」(10.8%)、「特にいない」(5.0%)が続いた。また、もらって一番うれしい年賀状のタイプも尋ねたところ、「手書きのコメント入り」(73.0%)がトップに。年賀状で一番気になる所については、81.9%が「添えられたメッセージの内容」と答えた。


自分が出す年賀状に手書きの箇所があるかどうかについては、82.8%が「ある」と回答。さらに、手書きする理由についても聞いてみると、67.1%が「気持ちが伝わる感じがするから」、51.2%が「手書き箇所がまったくないとDMのような感じがするから」と回答した。


手書きに使う筆記具に関しては、「ボールペン」(72.9%)が圧倒的に多く、次いで「筆ペン」(27.5%)や「サインペン」(21.3%)が続いた。


最後に、今後も年賀状の習慣は必要かどうか質問。すると、「必要」と答えたのは57.7%で、2020年から減少傾向にある。「必要」な理由は、「年賀状をもらうと嬉しい」(59.1%)、「会えない人との連絡が途絶えてしまい困る」(40.9%)、「お正月らしくなくて寂しい」(34.5%)といった内容が多く見られた。


「不必要」な理由については、「SNS等別の手段で新年のあいさつをおくるので問題ない」(60.2%)など、別の手段で代用できることや準備の手間やコストを理由とした内容が多く見られた。(フォルサ)