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ビリー・アイリッシュ、11歳でポルノを見始めたと告白「見過ぎたことで脳が破壊された」

2021年12月16日 14:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ポルノは「11歳の頃から見始めた」とビリー(画像は『BILLIE EILISH 2021年10月20日付Instagram「you’ll know more tomorrow」』のスクリーンショット)
米歌手ビリー・アイリッシュ(19)が米ラジオ番組にゲスト出演し、11歳の頃からポルノを見始めたと告白した。ビリーは若い頃から多くのポルノ映像を見たことで「脳が破壊された」と述べ、自身の初体験やメンタルヘルスにも悪影響を与えたと明かしている。

ビリー・アイリッシュが現地時間13日、米ラジオ番組『ハワード・スターン・ショー』にゲスト出演し、ホストのハワード・スターンからのインタビューに応じた。

番組でビリーは自身のセカンドアルバム『Happier Than Ever』の収録曲『Male Fantasy』の歌詞が、ポルノに言及していることについて語った。

同曲は主人公が破局した恋愛関係を思い出しながら、部屋の中で1人でポルノを見て気を紛らわしているといった描写がある。

ビリーは「女性としてポルノは不名誉なことだと思う。正直言って、昔はよくポルノを見ていた。11歳の頃から見始めたから」と告白し、その経験が与えた影響についてこう語った。

「あまりにも多くのポルノにさらされたことで、大きなショックを受けて脳が破壊されてしまった。」

しかもその内容があまりにも暴力的で虐待的だったため、悪夢にうなされたとも明かした。

現地時間18日に20歳の誕生日を迎えるビリーは、過去の自分について「あの頃、暴力的じゃない作品は見ることができなくなっていた。そんなのは魅力的じゃないと思っていたのよ。私はヴァージンで何の経験もなかった。だから悪い方向へと導かれてしまった」と振り返った。

ビリーは当時、ポルノを視聴することに対して「なぜ悪いことなのか理解できなかった。こうやって性交渉を学ぶのだと思っていた」とも話している。

そして「初体験とその後の何回かを経験した時、いけないことに対して『ノー』と言わなかった。なぜなら自分はそういったことに惹かれるものだと思っていたから」と言い、こう続けた。

「ポルノがこれほどまでに愛されていることに怒りを感じている。そして、それが大丈夫だと思っていた自分に対しても怒っているわ。」

さらにビリーは、ポルノ映像における女性の体の見せ方についても激しく非難した。

「絶対に女性器はあんな風に見えるもんじゃないわ。女性の体があのように見えるわけがない。私達はあんな体をしていないのよ。」

ビリーの告白に対し、SNS上では「親の顔が見たい」「僕は9歳の時に『プレイボーイ』誌を見始めたけど、90年代にはケーブルテレビで簡単に見れたよ」「とても悲しい。親は注意深く監視すべきよ。今はネットが主流で、昔のようにレンタルビデオを借りる時代とは違うからね」といった意見があがっている。

画像は『BILLIE EILISH 2021年10月20日付Instagram「you’ll know more tomorrow」』『Stern Show 2021年12月14日付Twitter「.@BillieEilish reveals she caught a bad case of COVID back in August.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)