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セイコーが「1968 メカニカルダイバーズ」を現代的にアレンジした限定モデルを発売 全世界で1300本限定生産

2021年12月16日 14:21  Fashionsnap.com

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1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン Save the Ocean 限定モデル(税込50万6000円)

Image by: セイコー
セイコーウオッチが、「セイコー プロスペックス」から「1968 メカニカルダイバーズ」を現代的にアレンジしたモデルを1月14日に発売する。全世界で1300本限定生産で、希望小売価格は税込50万6000円。セイコーグローバルブランドコアショップで取り扱う。

 限定モデルは、1968 メカニカルダイバーズの特徴である、上下のかん足を美しい鏡面で繋いだ流線型のフォルムを継承しながら、ケースやベゼルにステンレススチール素材「エバーブリリアントスチール」を取り入れることで高い耐食性を実現させた。ねじロック式りゅうずの内部構造には「着脱巻真パイプ構造」を採用。りゅうずが直接ケースではなくねじ溝が切られた専用パーツを介して固定されることでケース寿命を伸ばしたという。ムーブメントには、雫石高級時計工房で製造されるダイバーズウオッチ専用のメカニカルキャリバー 8L35を採用し、腕時計としての基本性能を大幅に向上させた。
 ダイヤルでは、南極の美しい自然がいつまでも続くことを願い、南極の大地を覆う氷床の景観をブルーグラデーションの型打ちパターンで再現。ストラップは、1968年当時のオリジナルモデルに使用されていた凹凸形状のテクスチャを再現しつつ、材質には紫外線や汗、皮脂による劣化の少ない強化シリコンに変更し、高い強度を実現した。「製紐(せいちゅう)」と呼ばれる日本の伝統技法で編み込まれたブルーの付替用ファブリックストラップが付属する。
 同モデルは海洋保護活動を支援するSave the Oceanシリーズに新たに加わる。また、これまではシリーズの売上の一部を寄付することで海洋保護に貢献してきたが、今回はその活動の一環として南極地域観測隊を派遣する国立極地研究所への支援を行ったほか、製品を寄贈。セイコーダイバーズとして約半世紀ぶりに南極の地で使用される予定だ。

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