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「ジャーナル スタンダード ファニチャー」が22年春に初のリブランディング、ファッションブランドと連動

2021年12月16日 13:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

展示会の様子

Image by: FASHIONSNAP
ベイクルーズが展開する「ジャーナル スタンダード ファニチャー(journal standard Furniture)」が、初のリブランディングを実施すると発表した。これまでの「ヴィンテージ」や「インダストリアル」といったイメージを払拭し、同社のファッションブランドに紐付いた商品提案を行っていくという。新作コレクションの立ち上がりは2022年春を予定。

 同社のファニチャー事業はジャーナル スタンダード ファニチャーのほかに「アクメ ファニチャー(ACME Furniture)」があるが、近年は同質化しつつあり差異化が図れていなかったという。ブランド創立15年目となる2022年に、ジャーナル スタンダード ファニチャーの設立時の「ファッションに紐付いたインテリアを提案していく」という原点に立ち返る。
 リブランディングコンセプトは「JOURNALくんとSTANDARDさんが住む家」。ファッションブランド「ジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD)」から「LADIE'S」「MEN’S」「L'ESSAGE」「J.S Homestead」の4つのエッセンスを抽出し、それぞれのキーワードやマテリアルを基に商品を再構築する。ファッションチームのスタッフを商品企画に割り当て、ラインナップや世界観を刷新するという。
 LADIE'Sでは「BASIC」「CASUAL」「RELAX」「PLAYFUL」、MEN’Sでは「BASIC」「TOUGH」「SNOB」「STREET」をキーワードに、1930年代のヨーロッパアンティークや、1950年代後期のアメリカンミッドセンチュリーモダンのスタイルを展開。L'ESSAGEでは「ELEGANCE」「MODERN」を、J.S Homesteadでは「AMERICA」「CLASSIC」をキーワードに、フレンチ・イタリアンミッドセンチュリーデザインやアメリカンクラシックデザインを取り入れたアイテムをラインナップする。ヴィンテージ感のある商品はJ.S Homesteadに集約。MEN’Sではアパレルにも使用している高品質素材「ラスカファブリック(LASKA FABRIC)」を取り入れるなどファッションとの連動性を持たせるほか、これまで取り扱いがなかったゲーミングチェアも販売する。
 商品数は既存商品と新作を含めて約80SKUで、価格帯は据え置く。2月にはTON社に世界で初めて別注したアームチェア no.30の限定カラーを発売する予定だ。