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「ブルータス」が14年ぶりに編集長交代 西田善太の後任はハナコ元編集長の田島朗

2021年12月15日 18:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

西田善太

Image by: マガジンハウス
マガジンハウスの雑誌「ブルータス(BRUTUS)」の編集長 西田善太が、12月10日付けで退任した。後任は、「ハナコ(Hanako)」元編集長の田島朗。編集長交代に伴い、西田はブランドビジネス領域担当 執行役員に就任した。

 西田善太は、1987年に博報堂のコピーライター職としてキャリアをスタート。自動車や、酒類、電機メーカーなどを担当し、1991年にマガジンハウスに入社した。同社では、女性ファッション誌「ギンザ(GINZA)」とライフスタイルマガジン「カーサ ブルータス(Casa BRUTUS)」の創刊に携わり、2007年にブルータスの編集長に就任。編集長として約14年間、独自の切り口でライフスタイルを提案してきた。
 田島朗は1997年にマガジンハウスに入社し、翌年にブルータスに配属された。2010年に副編集長に就任し、「おいしい酒場」「キャンプしようよ」「一世一代の旅、その先の絶景へ」「わざわざいきたくなるホテル」などの企画を担当。2016年からは、ハナコの編集長として月刊化や全国配本の推進に取り組んできた。
 西田は、今後ブランドビジネス領域担当 執行役員として、業務改善のデジタルトランスフォーメーション(DX)に着手するなどし、会社全体の業績の底上げを図っていくという。

■BRUTUS web