JR北海道「エアポート」座席指定料金見直し、4月から840円に値上げ

JR北海道は15日、「えきねっと」での予約により、チケットレスで快速「エアポート」の指定席「uシート」を利用できるサービスを2022年4月1日乗車分から導入するとともに、2022年度から快速「エアポート」等の座席指定料金を見直すと発表した。


快速「エアポート」の指定席「uシート」チケットレスサービスは、非対面・非接触ニーズの高まりやキャッシュレス化の浸透を踏まえ、導入される。利用者自身が「えきねっと」で予約し、窓口等にて発券・受取不要で利用可能。乗車券部分に「Kitaca」「Suica」などのICカードを利用することで、乗車券・座席指定券ともにチケットレスで利用できるようになる。



座席指定料金の見直しは、JR北海道を取り巻く経営環境の変化を受けて実施。快速「エアポート」の現行の座席指定料金は530円だが、2022年4月1日乗車分から840円に値上げされる。その他、「くしろ湿原ノロッコ号」「富良野・美瑛ノロッコ号」の座席指定料金(現行530円)も、2022年度の運行分から840円に値上げされる。（木下健児）