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アディダスとオールバーズのコラボシューズが遂に一般販売、CO2排出量を約63%削減

2021年12月14日 10:32  Fashionsnap.com

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「アディダス(adidas)」が、サンフランシスコ発のライフスタイルブランド「オールバーズ(Allbirds)」とコラボレーションした第1弾ランニングシューズ「フューチャークラフトフットプリント(FUTURECRAFT.FOOTPRINT)」を発売した。アディダス アプリで取り扱っており、12月15日からアディダス ブランドセンター RAYARD  MIYASHITA PARKで販売し、同日9時からオールバーズ抽選専用サイトで抽選応募を受け付ける。

 コラボモデルは、両社の独自技術や素材のイノベーションを共有することで、1足あたりのカーボンフットプリント(温室効果ガス)を、アディダスのランニングフットウェア「アディゼロ RC3 adizero RC3)」と比較して約63%削減し、2.94kg CO2e(二酸化炭素換算排出量)に低減。ミッドソールはアディダス独自の「ライトストライク(Lightstrike)」をベースに、オールバーズのサトウキビをベースにした「スウィートフォーム(SweetForm)」で再構築した。約150gと滑らかで軽量なアッパーは、77%のリサイクルポリエステルと木材パルプから製作した天然素材テンセルを28%使用。また、タングラムの原理から着想し、パズルのように組み合わせることでアッパーと外側で廃棄物が出ない製法を実現した。価格は税込1万3500円で、23~28.5cmを用意している。
 両社は「競争から共創へ」を合言葉に、カーボン0のパフォーマンスフットウェアの開発を目指すため昨年5月にパートナーシップを発表。今年5月に同モデルのプロトタイプを公開し、世界100足限定で先行販売を行った。今回は世界1万足を用意し、アジアでは日本のみで販売。2022年春には量産体制を整え、4色のカラーバリエーションで展開する予定だという。

■オールバーズ:公式オンラインストア