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F1第22戦アブダビGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

2021年12月12日 18:30  AUTOSPORT web

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2021年F1第22戦アブダビGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第22戦アブダビGPの予選が行われ、6~10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6~10番手のドライバーはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)だ。

■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 予選=10番手
 難しいセッションだった。僕にとってはニュータイヤが一番大きな問題で、あと一歩が出なかった。タイヤを適切な状態に持っていくためになにか別の方法はないか、見直す必要がある。これは僕自身の手で見つけ出さないといけない。

 そうでなくとも、明日はこのスタート位置からできることをやるつもりだ。もしかしたら何かが起こって、それが僕にとって有利に働くかもしれない。ランド(・ノリス)は強かった。彼が3番手になってとても嬉しいよ。もちろん彼と一緒に上に行きたかったけど、今日はそれができなかった。

■アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 予選=9番手
 今日は良い1日だったと思っている。またQ3に進出できたし、9番手を得ることができた。今日できる最大限の結果だと思う。すべてが揃っていたし、周回を重ねるごとに少しずつではあるけどよくなっていたから、これ以上は望めなかった。全体的に見れば明日のレースにトップ10から臨めるのはポジティブだし、予選だけをとってもこのパフォーマンスで1年を締めくくれるのは満足だ。

 明日はソフトタイヤでスタートすることを選んだけど、チャンスはあると思う。いつものように目標はポイントを獲得することであり、できるだけいい形でシーズンを終えたい。

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅 予選=8番手
 今のところいいレースウイークを過ごせていますが、今日はフラストレーションが溜まる日でした。Q3のアタックラップでトウを使わなくてもいいタイムを出せていたにも関わらず、トラックリミットでタイム抹消となってしまいました。

 このレースウイークで自信を取り戻すことができ、その結果が走りにも表れていると思います。バーレーンでの開幕戦以来、一番自信を持って走れているとてもポジティブなレースウイークです。

 Q2で記録したラップにはとても満足しています。明日の決勝はミディアムタイヤからのスタートとなり、いい選択ができたと思います。予選の力強さからシーズンを締めくくるのにふさわしい方向へ進めているので、明日はすべてをまとめて結果につなげられるよう戦います。

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール 予選=7番手
 今日はもっとうまくやれるだけのポテンシャルがあった。最初とふたつ目のセクターはとても良かったけど、たぶんプッシュしすぎてしまったんだろう、最後のセクターに差し掛かる頃にはタイヤのグリップが残っていなかった。残念だけど、これが人生だ。

 明日巻き返すのは大変だとは思う。でもベストは尽くす。レースペースはいいから、今シーズンの最後にすべてを出し切れるといいね。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=6番手
 もっといい結果を期待していたけど、難しい予選だった。Q1は好調で、Q2もまずまずだった。でもQ3でこれ以上良いタイムを出すことができなかった。予選よりレースを重視したセットアップを選んだ。グリップレベルが向上していくなかで、タイムを更新することができず、限界に突き当たってしまった。

 明日に向けたセットアップに満足だ。エキサイティングなレースになりそうだね。ミディアムタイヤでスタートすることで、戦略の選択肢が広がる。必要があればファーストスティントを長くとることができるんだ。ソフトだとそうはいかない。面白いレースになるよ。

 今日は最高の結果をつかむことはできなかったが、明日、挽回できるはずだ。まだ終わりじゃない。