妻がバリキャリ・ワーキングマザーであっても「男性は仕事、女性は家庭」という構造は、いまだ根強く残っているようだ。キャリコネニュースのアンケートに「女は損だと思っていました」と回答した、40代女性からの投稿を紹介する。(文:谷城ヤエ)
キャリコネニュースではジェンダーギャップをテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZYVZFJ4M
「多分男ならこの年収だと奥さんがやってくれるはずなのに……女は損」
福岡県に住む営業職の40代後半女性は、正社員で年収1500万円。一般的な男性の平均年収をはるかに上回る額を稼いでいるが、複雑な思いがあるようだ。
「私も年収1500万の会社員ですが、家事も学校行事も介護も全てこなしてます。食事は徐々に夫や子どもに譲ってますが、まだ7割は私です」
仕事と家庭を両立しているようだが、自分ばかり負担が大きいとこぼす女性は
「多分男ならこの年収だと奥さんがやってくれるはずなのに……女は損だと思っていました」
と性別役割への不満を漏らしていた。確かにこの年収なら、激務の夫を支えるため妻が専業主婦であることも多いだろう。女性は最後に
「最近は子どもも大きくなったので、飲みにもライブにも好きな時出掛けるようにしてストレス発散してます」
と綴っていた。