社会人ならば、一度は仕事で「やらかした」経験があるだろう。技術職の30代男性は
「20代最初の頃、自分の管理する工事現場で電柱を折り国道を横断する電線を断線した」
と、とんでもないエピソードをキャリコネニュースに寄せた。(文:草茅葉菜)
※キャリコネニュースでは「仕事でやらかしたこと」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/1PB1ZENZ
「こっちに向かってコンクリート製の電柱が倒れてきた」
男性によれば、事の経緯はこのようなものだ。
「柵及び門扉設置工事を会社が受注し施工管理を私が任せられたのですが、現地は積雪が50センチ以上あって作業前に除雪を入れる事になりました」
男性は外部から除雪用重機を運転手付きで借り、自分は危険がないように周りを見張っていようと考えた。しかし専務には
「そんな金は無い!!運転手は自社の(仕事が粗いので色々危険生じる人)を、手元はお前がヤレ!!重機は金ないからどうにかしろ!!」
と言われ、泣く泣く自社の運転手と重機を使って除雪作業をすることになってしまった。そして、男性の悪い予感は的中してしまう……
「作業中バキ!!っという音がしたのでそちらを見るとこっちに向かってコンクリート製の電柱が倒れてきて、それに伴い国道を横断する電線が断線した。自社の運転手がバックホウ(編注:ショベルカーの一種)のブームを上げたまま移動し敷地内の引き込み線を盛大に引っぱったのです」
その後会社に報告の電話をしたところ、専務に怒鳴られた。男性は「不安があったので先の方法でやりたかった、そんな危険な運転手を入れてるのに、私は作業していたらそうなるだろ?」という旨を伝え反論した。
すると専務は口ごもりながらも「会社の保険使うから一応社長に謝っとけよ」と応じたという。男性は「お前がマズ俺に謝れよwと思った」と投稿を締めくくった。