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「家に固定電話がある」と回答した40代は6割、20代では?

2021年12月11日 07:41  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
LINEリサーチはこのほど、日本全国の15歳~59歳の男女を対象に、電話に関する調査を実施した。調査は11月11日~13日に行われ、5,252件の有効回答を得た。


まず、自宅に固定電話があるかどうかを聞いたところ、「ある」が56%、「ない」が44%という結果となった。年代別では、10代と40~50代で「ある」の回答が多く見られ、特に子世代や親世代の多い10代・50代では8割弱にものぼった。一方で、「ない」の回答が最も多かったのは30代で、7割強となっている。次いで多かったのは、20代で6割弱。



次に、スマートフォンが普及する前によく使われていた「電話」に関する言葉の知名度についても調査した。その結果、最も知名度が低かったのは、電波が届きやすい700M~900MHz帯周波数のことを指す「プラチナバンド」。全体で半数以上が「知らない/わからない」と答えたが、10~20代では7割前後にのぼった。


次いで知名度が低かったのは、電波を表すアンテナマークが3本立った状態を指す「バリ3」。特に、10代では7割超、20代では5割超が「知らない/わからない」と回答している。30代では2割弱にとどまったものの、40代では2割強、50代では4割弱と全体的に知らない人が多く見られた。


ガラケーのアンテナをアレンジする際に流行した「ロングアンテナ/光るアンテナ」も、10代~20代では4割~5割が「知らない/わからない」と答えている。



「赤電話/ピンク電話」は、10代~20代では5割前後が知らない一方で、40代以上で知らないのはわずか1割前後となった。PHSの呼称である「ピッチ」は、10代では7割弱が知らない一方で、20代では5割とやや割合が低くなっていき、30代以上は1割前後にとどまっている。


そのほか、「キャッチホン」「親子電話」「ナンバーディスプレイ」なども10代~20代で知らない人が多く見られた。一方で、今でも広い世代で知られている言葉としては、「テレフォンカード」「二つ折り携帯」「着メロ」「写メ(写メール)」などがあるとのこと。(フォルサ)