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京王線、2022年春ダイヤ改正 - 準特急を廃止、特急の停車駅を追加

2021年12月10日 17:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
京王電鉄は10日、京王線のダイヤ改正を2022年春に実施すると発表した。コロナ禍を経て大きく変化した鉄道利用者のニーズに柔軟かつ適切に対応するとともに、さらなる鉄道利用ニーズの拡充を図り、便利で快適な鉄道サービスを提供するとしている。


2022年春に実施するダイヤ改正では、座席指定列車において、平日に運転される「京王ライナー」の停車駅に明大前駅を追加した上で、一部時間帯の下り「京王ライナー」の所要時間を短縮。土休日の朝に運転される「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」は利用に便利な時間帯に増発するほか、「Mt.TAKAO号」を通年運行化する。



通常列車においては、調布駅以東での乗車機会向上や都営新宿線との乗換え利便性向上のため、平日・土休日ともに日中時間帯の運行本数を維持した上で、特急・準特急の種別を名称統合し、停車駅を改めた特急として運行。準特急の種別は廃止となる。

平日は相模原線における夕夜間の調布駅での乗換え待ち時間と乗換え利便性を改善し、朝ラッシュ時間帯には上り列車の運行本数を適正化することにより、定時性を向上させる。土休日は動物園線において日中時間帯の利用に便利な本数・間隔とし、相模原線の一部区間で列車種別・運転本数が見直される。ダイヤ改正の具体的な実施日・詳細時刻等は2022年1月下旬頃に発表するとのこと。(木下健児)