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スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テストは2日目も小高一斗がトップタイムに

2021年12月07日 20:31  AUTOSPORT web

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小高一斗(TOM'S)
12月7日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の鈴鹿合同テストの2日目のセッション3がウエットコンディションのなか行われ、終盤にタイムを伸ばした小高一斗(TOM'S)がトップタイムをマークした。2番手には野中誠太(RS FINE)、3番手には平良響(TOM'S)がつけている。

 走行2日目を迎えたスーパーフォーミュラ・ライツの鈴鹿合同テストは、スーパーフォーミュラのセッション1が終わった後、11時からスタートした。初日同様14台が参加したが、ドライバーと車両が異なっている。

 FIA-F4でHFDPから参戦していた3名のドライバーは、初日もセッション1/2で車両を入れ替えていたが、この日もB-MAX RACING TEAMの50号車に小出峻、51号車に木村偉織、TODA RACINGの2号車に太田格之進と、3セッションすべて車両を入れ替えた。また、TOM'Sは当初エントリーリストには入っていなかったが、平良響が36号車、古谷悠河が37号車と車両を入れ替えている。

 そんななか迎えた2日目のセッション3だが、スーパーフォーミュラのセッション1の頃から雨脚が強く、ラップタイムは前日に比べても上がって来ない状況。そんななか、開始から35分に内田優大(B-MAX ENGINEERING)が130Rでリヤからスポンジバリアにクラッシュ。幸いリヤウイングとアーム類の破損のみで済んだが、赤旗中断となった。

 終盤までトップにつけていたのは、RS FINEでの走行3セッションめとなった2021年FIA-F4王者の野中。シーズンを戦っていた河野駿佑が前日のTOYOTA GAZOO Racing発表会を終え駆けつけ、走行を見守るなか、チームのやり方にもすぐに慣れた様子をみせた。

 ただ終盤、初日午後もトップタイムをマークしていた小高がタイムを上げ、このセッション3も首位で終えることに。野中、平良と続き、トムスTAZ-31勢がトップ3を占めることに。4番手は小出、5番手には元嶋がつけ3セッションのテストを終えた。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
鈴鹿合同テスト 12月7日セッション3タイム
PosNoDriverTeam CarTimeLaps11小高一斗TOM’Sダラーラ320/トムスTAZ-312'07.67835 / 38235A野中誠太RS FINEダラーラ320/トムスTAZ-312'08.03235 / 37336B平良響TOM’Sダラーラ320/トムスTAZ-312'08.08943 / 44450A小出峻B-MAX RACING TEAMダラーラ320/スピースA412'08.33926 / 42510A元嶋成弥ルーニースポーツダラーラ320/スピースA412'08.97215 / 20637B古谷悠河TOM’Sダラーラ320/トムスTAZ-312'09.31542 / 43711A堤優威ルーニースポーツダラーラ320/スピースA412'09.52127 / 29851B木村偉織B-MAX RACING TEAMダラーラ320/スピースA412'09.58511 / 41952菅波冬悟B-MAX RACING TEAMダラーラ320/スピースA412'09.61224 / 30102C太田格之進TODA RACINGダラーラ320/スピースA412'10.92611 / 35114A今田信宏B-MAX ENGINEERINGダラーラ320/スピースA412'11.85512 / 201263平木玲次HELM MOTORSPORTSダラーラ320/東名TB14F3 20202'12.25613 / 281330B内田優大B-MAX ENGINEERINGダラーラ320/スピースA412'13.0945 / 111462平木湧也HELM MOTORSPORTSダラーラ320/東名TB14F3 20202'13.46623 / 23
天候:雨 路面:ウエット