2021年F1サウジアラビアGP決勝で、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスはアクシデントによりリタイアした。
ペレスは赤旗後のリスタートの際にシャルル・ルクレール(フェラーリ)とピエール・ガスリー(アルファタウリ)にはさまれる形になり、ルクレールと当たり、ウォールにクラッシュ。ここでリタイアとなった。ペレスとルクレールの接触について審議が行われたものの、どちらかのドライバーに大部分の責任があるわけではないとして、ペナルティは科されなかった。
■セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ) 決勝=リタイア
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム(14周)
チームにとって最高の週末にはならなかった。コンストラクターズ選手権において重要なポイントを失ってしまった。アブダビで状況を好転させるために頑張るつもりだ。
最初の赤旗は少し不運だったが、2回目のリスタートはうまくいった。ガスリーとシャルルを抜いて、ターン3に辿り着いたところ、コーナーに全員が抜けられるようなスペースがなかった。シャルルと当たり、彼の右フロントタイヤが僕のリヤタイヤに当たった。全員にとって残念な瞬間であり、とても不運な出来事だったと思う。今日必要としていたポイントだったので、本当に残念だ。
コース上でとまったマシンに残ってエンジンを再始動させようとして、できそうだと思っていたのだが、結局リタイアしなければならなかった。
チームにとってとても重要なレースだったので、この結果は痛いが、アブダビに希望がある。可能性はまだあるし、良い結果を目指すことができるはずだ。シーズン最終戦に全力を注ぐよ。次のレースを楽しみにしていよう。