その「Comler」が、一般社団法人HONGO AIが主催するAIスタートアップ企業のピッチイベント「HONGO AI 2021」にて、「三井住友銀行賞」と「視聴者賞」を受賞しました。
機械学習導入のプロセスを自動化「Comler」は、データサイエンスやクラウドの知識がない人でも機械学習モデルの構築・運用を簡単かつスピーディに行うことができる機械学習プラットフォーム。データ準備やデータ理解(前処理)からモデルの構築と評価、モデルの展開と運用まで、すべてのプロセスを自動化するエンドツーエンドのプラットフォームとなっています。
完成したモデルをインポート・エクスポートしたり、エンドポイントを管理したり、精度維持・管理を実行したりと、展開・運用も任せられるとのこと。また、一連のデータ準備・モデル構築・運用のプロセスをパイプラインとして定義し、再現することで継続的な再学習を低コストで実現するといいます。
2つの賞を受賞そんな「Comler」を評価したのが、アーリーステージの優良なAIスタートアップに光を当てることを目的に2019年から開催されているピッチコンテスト「HONGO AI 2021」。市場の成長性や技術の模倣困難性、チームの質などの観点から産官学の有識者による書類・面談の事前選考を経て、最終選考会には14社が残りました。