2021年F1サウジアラビアGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=2番手/2=4番手だった。FP1ではルイス・ハミルトン(メルセデス)が出したトップタイムから0.056秒差、FP2では首位ハミルトンから0.195秒差だった。
レッドブル代表クリスチャン・ホーナーは、事前の予想よりも良い状態だと述べている。
「このサーキットはデータが示唆していたよりもさらにタイトだ。コーナーが少しタイトで、我々の予想とは異なり、馬力が圧倒的に重要というわけではない。その点は励みになる」
「ふたり(ハミルトンとフェルスタッペン)の差は0.1秒とか0.2秒だ。この手のサーキットでそういう状況であることは、我々にとって非常に励みになる」
「このサーキットはマックスが好きなタイプだ。高速で、壁が近く、縁石が重要だ。セッション後に話したところ、彼は楽しかったと言っていた」
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
フリー走行1=2番手(1分29秒842:ソフトタイヤ/23周)/2=4番手(1分29秒213:ソフトタイヤ/20周)
とてもクールなコースだね。高速コーナーがたくさんあって、走っていて楽しい。
FP2ではタイヤを温めるのに苦労した。当然のことながら、これについて分析するつもりだ。FP1からFP2にかけていくつか変更を施したが、あまりうまく機能しなかった。明日の予選に向けて正しいバランスを見つけたい。
取り組むべきこと、改善すべきことがたくさんあるから、マシンからもっとペースを引き出すために何ができるのかを今夜見ていくよ。
予選ではトラフィックの影響で苦労する可能性がある。何が起きてもおかしくないから、土曜がどういう展開になるのか予想はできない。とにかくプッシュして、全力を尽くすのみだ。