婚活サービスのIBJは12月1日、「SNSと婚活」に関する意識調査の結果を発表した。調査は8月にネット上で実施し、結婚相談所の会員1875人から回答を得た。
「個人情報は極力漏らしてほしくない」という人も
恋人のSNSをチェックしている男性は25.4%、女性は31.4%だった。好印象を受けるSNSの投稿頻度は男女共に「たまに更新」が最多で7割を超えた。「更新しない」(男:18.6%、女:25.6%)という回答もあった。なるべく投稿しないでほしいということのようだが、それは次のような理由のようだ。
「個人情報は極力漏らしてほしくない」(20代男性)
「自分のやっていないSNSは利用してほしくない。何気に出会いが多いSNSもあるから」(40代男性)
「投稿内容にもよりますが、世間に恥ずかしくない姿でいて欲しい」(30代女性)
「自分自身、承認欲求が強くしんどくなり、SNS断ちをしている」(40代女性)
「他者への強い承認欲求を求めている印象を受け、価値観のズレを感じるから」(20代男性)
一方、SNSで相手の印象が変わった経験があるかという質問には、約8割が「変わらない」と答えた。
「印象が悪くなった」も、女性で18.0%、男性で7.7%いた。具体的には
次のような理由があがっていた。
「オンラインサロンなど、SNS経由の付き合いがメインであることがわかったとき。リアルの友人がいないのか心配になった」(40代女性)
「Twitterで過去に暴言を吐いている投稿を見かけ、リテラシーが無い人だと思った」(30代男性)
「コロナ禍でも食べ歩いている様子を見た時」(40代女性)
「2人で出かけた内容を毎回投稿されたり、少しだけ私が映り込んだ写真を投稿されたりして嫌だった」(30代女性)
「過去に付き合って別れた人が、別れ話をした直後にツイートしていて嫌になった」(20代女性)
「食事の写真をアップロードするのにこだわりすぎて、会話を楽しんでいるように見えなかったから」(40代男性)
「勝手に見られて、そのあとメールが来て監視されてるみたいだった」(30代女性)
逆に「印象が良くなった」(男:3.4%、女:3.9%)と回答した人からは「その人の日常が分かり、会話での話題が増えた」(30代男性)などの意見が出ていた。