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来年で30周年「忍たま乱太郎」第30シリーズを春から放送!尼子騒兵衛「まさかまさか」

2021年12月01日 17:03  コミックナタリー

コミックナタリー

アニメ「忍たま乱太郎」のキャラクターデザインを務める新山恵美子描き下ろしティザービジュアル。 (c)尼子騒兵衛/NHK・NEP
尼子騒兵衛原作によるアニメ「忍たま乱太郎」の第30シリーズが、2022年春より放送されることが決定した。

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1993年の放送開始から来年2022年で30周年を迎え、現在はNHK Eテレで第29シリーズが放送されているアニメ「忍たま乱太郎」。新シリーズの情報に併せて、キャラクターデザインを務める新山恵美子描き下ろしのティザービジュアルと、記念ロゴが公開された。ティザービジュアルは忍術学園の門前にたたずむ入学前の乱太郎、きり丸、しんべヱが描かれたもの。またロゴは乱太郎の横顔と数字の「30」を組み合わせたデザインに仕上げられている。

尼子からはコメントが到着。「30シリーズ。まさかまさかの30シリーズ。放送が始まった頃、友人と『親子で見れるようになればいいね』と話をして笑い合ったものです。そして、今、その友人から『孫と一緒に見ているよ』という手紙をもらいます」と語り、「これからも、いつも前向きで元気で未来に希望を持って生きている乱太郎たちにそのパワーで笑顔の花を咲かせていってもらいたいと願っております」と思いを綴った。

また放送30周年を記念した特設サイトがオープン。今後30周年を機に、「忍たま乱太郎」のさまざまな企画が展開されていく予定だ。

■ 尼子騒兵衛コメント
30シリーズ。まさかまさかの30シリーズ。放送が始まった頃、友人と「親子で見れるようになればいいね」と話をして笑い合ったものです。そして、今、その友人から「孫と一緒に見ているよ」という手紙をもらいます。乱太郎たちの事を「親孝行な息子たち」と言っていたのが、今や「孝行者の孫たち」になっていたのでした。ギャグ漫画だけど、本当の忍者の姿を追って走り続けてきたように思います。時代劇ではあるけれど、なじみのある『江戸時代劇』ではない時代、日本的な文化が花開いた時代『室町時代』のパワー、それを描いてくださるスタッフの皆様の努力、そして今や「永遠の名曲」と呼ばれる主題歌「勇気100%」それらが見てくださる皆様の心を明るく楽しくすることができる、できているのであれば、ギャグ漫画家としては本望なのであります。これからも、いつも前向きで元気で未来に希望を持って生きている乱太郎たちにそのパワーで笑顔の花を咲かせていってもらいたいと願っております。