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料理を「つくる」以外の工程に注目-「#真実のレシピ」を公開

2021年11月30日 18:11  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
旭化成ホームプロダクツ クックパーブランドは11月29日、「#真実のレシピ」プロジェクトを開始。同日メディア向けオンライン発表会が開催された。


クックパーブランドは、フライパン用ホイルやクッキングシート、アク・脂取りシートなどをはじめ5種類を展開。コロナ禍により自宅で過ごす人が増えたことで、売上も拡大していると同社クックパーブランド担当の萩野千裕氏が説明した。

料理は「つくる」だけではない、隠れた愛や想いを可視化する



献立を考えることや食材の買い出し、後片付けまでが料理の工程だと考えてきた同社。そこで、2021年8月に週5日以上料理を行う20代の男女300名に調査したところ、約9割の人が「献立を考えることも、後かたづけをすることも、料理の一部だと思う」と回答した。


「#真実のレシピ」では、レシピには書かれていない工程、すなわちレシピの「行間」に注目し、隠れた愛や想いを可視化することを目的に展開。せわしない愛を表現するため、サザエさんを起用した朝日新聞15段広告や渋谷駅田園都市線OOH広告、3つの異なる家庭に舞台にした90秒のWEB CMを公開。


コロナ禍で見えた料理に対する想い

発表会後半では、自宅でよく料理をするというお笑い芸人「はんにゃ」川島ofレジェンド氏とパパ料理研究家・日本パパ料理協会 会長飯士 滝村雅晴氏が登壇し、座談会が行われた。


川島氏は、奥さんの実家から届いた大根をまるごと使うレシピを紹介。葉っぱや皮も調理し、送ってもらった大根に感謝し1本で3品作ることができるという内容。続いて滝村氏は、いつも夕食作りながら、翌日の朝ごはんやお弁当を考えていると話し、ルーチンばんゴハンを紹介した。「行間」を含めるとレシピを考えるところから4~5時間はかかっているとか。


また、コロナ禍で料理や家庭観に変化もあったという。川島氏は、コロナ前は仕事柄不規則な働き方だったが、現在は一緒にごはんを食べる機会が増えたと話す。また、奥さんと一緒に料理したりすることも多いようで、料理のバリエーションがお互い増えたと笑顔で語った。



オンライン料理教室を行っている滝村氏は、「家のキッチンからオンラインで繋ぐことで、子どもが自由に参加できたり、自宅で作った料理をそのまま家族で食べることができる」と、オンラインの良さを熱く語った。また、一緒に料理している人たちが自宅で行っているテクニックやアイディアを教えくれることもあるそう。



同社の萩野氏自身もリモートワークができるようになり、家にいる時間が長くなったので、オーブン料理や煮物など少し手の込んだ料理をする機会が増えたという。同ブランドの調査でも「料理のバリエーションが広がった」「料理のメニューが増えた」という声も多いと話し、日々料理をする人たちにクックパーの使い方や良さを知ってもらいたいと話す。



今回の「#真実のレシピ」では、11月29日~12月5日の期間中、レシピにはない、日常で起こりうる"行間"の体験を一行の文章で投稿すると、抽選で200名様にクックパー5点セットが当たるキャンペーンを実施している。(黒ゆい)