レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今はF1での戦いに100パーセント集中し、ルイス・ハミルトンを倒してタイトルを獲得することを目指している。しかし、いつの日か伝説的な耐久レース、ル・マン24時間レースに出場したいという考えが心の奥底にあるという。
フェルスタッペンは以前、ル・マン24時間レースに、父ヨスと同じチームで挑戦したいという思いがあるとほのめかしていた。
今も父親とル・マンに出ることについて話すことがあるかという問いに対して、フェルスタッペンは「そうだね。それについて話すことがあるよ」と答えた。
「ハイパーカークラスが導入された。でも確立されるにはもっとエントリーが増える必要がある」
「ル・マンで自分が何をしたいのかがはっきりとするには、あと数年かかると思う」
「将来やってみたいことであるのは間違いない。もちろん、父と一緒に出られたら素晴らしいね」
FIA WEC世界耐久選手権の新ハイパーカークラスには、2021年にはトヨタとプライベーターのグリッケンハウスが参戦、2022年にはプジョー、2023年にはフェラーリが参入する予定だ。
ヨス・フェルスタッペンは、2008年にヴァン・メルクティン・モータースポーツのポルシェRSスパイダーを駆り、ル・マン・シリーズLMP2クラスでタイトルを獲得。ル・マン24時間レースでもLMP2クラス優勝を果たした。
翌年はアストンマーティン・レーシングからル・マン24時間LMP1カテゴリーに参戦、それ以降は同レースで走っていない。