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中古車購入の支払総額、最も多い価格帯は? 軽自動車が37%

2021年11月27日 09:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
リクルートは11月25日、「中古車購入実態調査2021」の結果を発表した。調査は8月12日~20日、1年以内に中古車を購入あるいは検討した18歳~69歳の男女4,210名(性年代エリア別均等割付)を対象にインターネットで行われた。


2021年の中古車購入の費用総額は、4兆1699億円と調査開始以来最大の市場規模となった。中古車購入台数(延べ)は269.0万台で、前年より15.4万台増加。1年間の中古車購入率は3.3%と、昨年より0.2ポイント増加した。



中古車の支払総額は、「100~150万円未満」(21.8%)と「50~100万円未満」(21.5%)の価格帯に4割超が集中。100万円未満の価格帯の割合が減少した一方、200万円以上の価格帯の割合は5ポイント以上上昇し、平均も20万円近く増加となった。

続いて、前回購入したクルマの乗車期間を教えてもらったところ、平均6.1年という結果に。2015年調査以降おおむね延長傾向にあったなか、前年より0.3年の短縮に。年代別にみると、 20歳代は平均3.9年、30歳代は5.4年と、40歳代以上の7年前後に比べ若い年代は平均乗車期間が短い傾向が見てとれた。


直近で購入した中古車のボディタイプは、「軽自動車」が最も高く37.1%。次いで「ミニバン」(15.3%)、「セダン」「ハッチバック」(ともに10.7%)、「クロカン/SUV」(10.6%)と続き、軽自動車は前年より3.1ポイント減少し、2019年、2018年の水準に戻った一方、「クロカン/SUV」は2018年から4年連続の増加傾向となった。



最後に、次回の中古車購入意向について聞いたところ、「20歳代」(47.7%)、「30歳代」(47.9%)の半数近くが「次も中古車を買おうと思う」と回答。「50歳代」(37.9%)や「60歳代」(36.5%)に比べて、若い年代で次回の中古車購入意向が高い結果となった。(CHIGAKO)