学情は「2023年卒就職人気企業ランキング」の結果を発表した。1位は4年連続で「伊藤忠商事」。2位以降は「講談社」、「集英社」と電子コミックが好調な出版業界が上位にランクインした。
コロナ禍で航空・旅行は順位を下げるもホテル業界は順位上昇
4位以降は「アサヒ飲料」、「任天堂」、「味の素」、「大日本印刷(DNP)」(65.5pt)、「ロッテ」(64.2pt)、「イオングループ」(63.5pt)、「資生堂」(63.3pt)となった。
「ANA(全日本空輸)」は121位、「JAL(日本航空)」は152位と、航空・旅行は軒並み順位を下げた。一方でホテル業界は「星野リゾート・マネジメント」が21位(前年92位)にランクインするなど順位を伸ばし、コロナ後を先取りしたかのような動きが見られた。
男女別に見ると、男性はトップ5が「伊藤忠商事」、「任天堂」、「アサヒ飲料」「イオングループ」、「味の素」となった。女性のトップ5は「集英社」、「講談社」、「資生堂」、「ロッテ」、「味の素」だった。
文理別に見ると、文系トップ5は「伊藤忠商事」、「講談社」、「集英社」、「アサヒ飲料」、「任天堂」。理系トップ5は「味の素」、「旭化成」、「アサヒ飲料」、「ロッテ」、「キューピー」(65.0pt)となった。
調査は4月~10月にネット上で実施し、2023年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生8249人から回答を得た。