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妊娠・流産を告白した英歌手ジェシー・J 「1人で産む決意をしていた」

2021年11月26日 14:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ライブ直前に流産したことを告白したジェシー・J(画像は『Jessie J 2021年11月3日付Instagram』のスクリーンショット)
英歌手ジェシー・J(33)が妊娠・流産をしていたことを告白した。現在シングルのジェシーは赤ちゃんを「1人で産む決意をしていた」と明かし、突然の悲劇に見舞われたことに「悲しみに打ちひしがれている」と伝えた。ジェシーは流産を知らされた翌日にライブを予定していたが「今夜歌うことが私を救ってくれる」と言い、当日のショーはキャンセルしないと述べた。

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ジェシー・Jが現地時間24日、自身のInstagramで陽性結果が出た妊娠検査薬を見せている写真を公開し、妊娠していた事実を伝えた。

投稿には「昨日の朝、私は友人と笑い合いながら『真面目な話、明日のロサンゼルスのライブで、観客に私が妊娠していることを告げずに、どうやって切り抜けることができるかしら』と言っていた」と記した。

しかしこの数時間後、状況が変わってしまったのだ。

ジェシーは「昨日の午後には、泣き崩れずにライブを終えることができるかどうか心配になった。3回目のスキャンで、すでに心拍がないと言われたから」と流産したことを告白した。

流産を知らされてから一夜明けた24日、この事実をファンに報告ジェシーは「今朝は自分の感情をコントロールできないような感じがする。投稿したことを後悔するかも。そうじゃないかも知れないけど、実際には分らない」と揺れ動く気持ちを吐露した。

そして同日夜に予定していたロサンゼルスでのライブについて、「私が分かっているのは、今夜歌いたいということ。悲しみやプロセスを避けているのではなく、今夜歌うことが、私を救ってくれるから」と決行する意向を伝え、このように続けた。

「私は2年間で2回のショーを行ったけど、私はその魂を必要としている。今日はなおさらよ。キャンセルすれば良いと思う人もいるだろうけど、この瞬間、私はひとつのことを明確にしたわ。」

「私が若い頃に歌い始めたのは、喜びと魂を満たすためと自己愛のセラピーのためだった。それは今でも変わってないし、私は自分のやり方でこのことを処理しなければならない。」

ジェシーは昨年4月、一旦復縁した米俳優チャニング・テイタムと破局。今年に入ってからはダンサーのマックス・ファムさんと交際を開始したが、10月には7か月間の関係にピリオドを打ったと告白していた。

赤ちゃんの父親については明らかにしておらず、「私は1人で産む決意をしていた。なぜならそれは私がずっと望んでいたことだし、人生は短いから」とシングルマザーになる決断をしていたという。

ジェシーは2018年に「自分は子供ができない身体」と告白していた。そのため今回赤ちゃんを授かったことについて、「妊娠したこと自体が奇跡だし、決して忘れられない経験になるでしょう。きっとまた妊娠できると確信している」と綴っている。

最後に「今もショックで悲しみに打ちひしがれている。でも私は強いし大丈夫だと思うわ」と記し、同じような痛みを抱える人々に向けて「つながりを感じているわ。この世で最も孤独な気持ちよね」と言葉を添えた。

画像は『Jessie J 2021年11月3日付Instagram、2021年11月24日付Instagram「Yesterday morning I was laughing with a friend saying “seriously though how am I going to get through my gig in LA tomorrow night without telling the whole audience I am pregnant”.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)