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【特集】2021年のバイク事情 第13回 日本の4大バイクメーカーの魅力を教えて!【ホンダ編】

2021年11月22日 16:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
日本人でもバイクに興味のない人はあまり知らないことですが、「ホンダ」「ヤマハ」「カワサキ」「スズキ」は世界トップレベルの4大バイクメーカー。数々のレースで実証した性能と品質は市販車にフィードバックされ、国内外に多くのファンを生み出しています。



その日本が誇る4メーカーには、それぞれどんな魅力があるのでしょうか?今回はマイナビニュース会員に行ったアンケートから「ホンダ」のバイクが持つ魅力について紹介します。


マイナビニュース会員の免許所持率とバイク所有率は?



まずは、マイナビニュース会員の「自動二輪免許の所持率」と「免許所持者のバイク所有率」を紹介しましょう。

○Q.あなたは自動二輪免許を持っていますか?(n=1,019)


はい ―――41.9%

いいえ ―――58.1%



○Q.現在、バイクを所有していますか? /自動二輪免許所持者(n=427)


はい ―――64.6%

いいえ ―――35.4%


アンケートでは、会員の4割を超える方がバイク免許を取得しており、その中で車両を所有しているのは約6割という結果になりました。しかし、すべての免許所持者が車両を持っているわけでありません。



1980年代のバイクブームでは多くの若者が免許を取得しましたが、その後の就職や結婚、出産などを機に手放してしまった方も多いようです。そして現在、子育てが終わってひと段落し、再びバイクを所有する中高年のリターンライダーも増えています。やはりバイクには大きな魅力があるようですね。

「ホンダ」のバイクが持つ魅力は?



それでは、自動二輪免許所持の会員達が回答した「ホンダ」のバイクの具体的な魅力について紹介しましょう。

■「ホンダ」といったら、エンジンが最高!


男性/48歳

エンジンが最高、それに尽きる



男性/38歳

エンジン性能の高さは折り紙付きで、バイク乗りが皆魅了されている



女性/27歳

馬力が強くて坂をスイスイ登る



男性/62歳

エンジンの心地よさが走りにあらわれて気持ちがいい



男性/52歳

PGM-FIを取り入れるなど、最も環境負荷に対して早くから取り組んできたイメージの強いメーカーである


戦後の復興を支えた「カブ」に始まった「ホンダ」は、企業の成長とともにバイクの世界選手権だけではなく、F1を始めとした自動車レースにもチャレンジし、数多くの栄冠を手にしました。レースで勝つためには、まずは非常に高いエンジンパワーが求められます。「ホンダ」のバイクの魅力は、ライバルを圧倒するエンジンパワーの技術が市販車にしっかりとフィードバックされている点でしょう。


■「ヤマハ」とは違うデザインのカッコよさ


男性/53歳

無駄のないデザインで、とても魅了されます



男性/28歳

見た目がよくオシャレな感じ



男性/52歳

若者向が好むデザイン



男性/37歳

数あるバイクメーカーの中でもダントツにスタイルが良いところ



男性/61歳

走りはもとより、スタイリングもフォルムも魅力的で走るのが楽しいバイクである


ライバルの「ヤマハ」は黎明期からデザインを重視してきましたが、対して「ホンダ」は動力性能に重点を置いていた時期もありました。そのため、見た目のデザインでは「ヤマハ」にアドバンテージがあったのかもしれませんが、次々と勝利を重ねる「ホンダ」のレーシングマシンや、その技術がフィードバックされた市販車の姿は「高性能=美しい」という印象をライダー達に植え付けたのも間違いありません。

■高性能・高品質で、耐久性もバツグン!


女性/56歳

性能がよいと思う。故障が少ない。自己メンテしてれば、長持ちする



男性/58歳

当たり外れが少ない



男性/64歳

しっかりした技術の下で故障しにくい



男性/55歳

高性能、高品質で、故障が少ない



男性/71歳

過去にホンダのオフロードバイクに乗っていました。ホンダバイクの魅力はとにかく壊れないところですね。乗りっぱなし走りっぱなしでも壊れたことがありません


「ホンダ」は企業文化のひとつとしてレースに取り組みましたが、勝つためにはエンジンパワーだけではなく、チェッカーフラッグまでたどり着ける信頼性も必要です。世界選手権などのスプリントから、鈴鹿やボルドールなどの耐久レース、これらのオンロードだけでなく、オフロードやトライアルといったダートコースでも「ホンダ」は勝ちまくりました。だからこそあらゆるジャンルの市販車において、非常に高い品質と信頼性を獲得しているのではないでしょうか。

■車種が豊富で、アフターケアも安心!


女性/47歳

メジャーなのでどこでも買える



女性/59歳

販売店が多いで、何かあった時にすぐ修理などをしてくれる



男性/56歳

50ccのスーパーカブから大型車まで、センスのあるバイクが多い



男性/37歳

バイクといえばまっさきにイメージするのはホンダ、昔ながらという感じがする



男性/30歳

ラインアップが優れている


バイクに乗らなくでも、「ホンダ」がバイクメーカーであることを知っている人はたくさんいます。いざバイクに興味を持ち始めると、さらに「ホンダ」が世界トップクラスのメーカーであることも分かってきます。レースで鍛えられた高い性能と品質のほか、スクーターから大型車まで様々なジャンルを充実させたラインナップや販売店によるアフターケアの心強さ。これらに大きな安心感を持っているという意見も多く寄せられました。

■誰でも安心できる乗りやすさ


男性/59歳

尖ったところがなく、万人うけする



女性/35歳

無難な感じで誰でも乗りこなせるところ



女性/30歳

初心者でも安心して乗ることができる



男性/50歳

ベーシックな感じで好感が持てる



男性/52歳

ホンダのバイクは乗る人の気持ちや安全を最優先に考えてくれています


バイクは身体を使って操作するため、ただでさえ運転するのが難しいと思われがちですが、多くのライダーは「ホンダ」製バイクの扱いやすさを高く評価しています。小さなスクーターから大型のクルーザーまで幅広いモデルを揃えていますが、そのどれもが市販車として、あらゆる人たちが安全に乗れるように設計されています。これも「ホンダ」の技術力の高さといえますね。

初心者からベテランまで満足できるトータルバランス



「ホンダ」の魅力はエンジンパワーや高い品質と堅牢性という意見は非常に多く、これはレース活動を積極的に取り組んできた結果と思われます。その挑戦はバイクだけにとどまらず、世界最高峰の自動車レース「F1」でも頂点に立ち、二足歩行ロボット「ASIMO」や小型ジェット機の開発にまで飛躍しています。これらで得た新技術は「ホンダ」というメーカーに蓄積され、当然バイクにも反映されるはずです。



とはいえ、いくら高性能でもレーシングライダーしか扱えないようなバイクでは、一般ユーザーの評価も下がってしまうはず。高性能と扱いやすさを高次元で確立していることが「ホンダ」製バイクのもっとも優れている点ではないでしょうか。



また、超高性能なクルマやバイク以外にも、原点でもある「カブ」はもちろん、芝刈機や耕運機、除雪車、電動カートなどの汎用製品も手掛けています。これは『働く人々の重労働を軽減し、暮らしを豊かにしたい』と願った創業者・本田宗一郎氏の意思を受け継いだもの。こういった企業として真摯な姿勢も「ホンダ」の大きな魅力ですね。



その「ホンダ」最大のライバルとして、サーキットや販売台数で火花を散らしたのが「ヤマハ」。次回はこちらの魅力を紹介します。



調査時期: 2021年8月27日

調査対象: マイナビニュース会員

調査数: 1,019人

調査方法: インターネットログイン式アンケート(フォルサ)