2021年F1カタールGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2位だった。
フェルスタッペンは予選でダブルイエローフラッグを無視したとして、5グリッド降格ペナルティを科され、その際のラップタイムも取り消された。ただし予選2番手に変更はなく、7番グリッドからのスタートになった。
決勝1周目に4番手、5周目には2番手に上がり、終盤にはソフトタイヤに履き替え、最終ラップにファステストラップを記録した上で2位でフィニッシュした。
ドライバーズ選手権ではフェルスタッペンがルイス・ハミルトン(メルセデス)を8点リード。コンストラクターズ選手権では2位レッドブルが首位のメルセデスとの差を縮め、5点差に迫った。
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
決勝=2位
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム→ソフト(57周)
ファステストラップ記録
もちろんこの結果には喜んでいる。今回は僕たちチームにとってとても難しい週末だった。今もペースは足りず、5グリッド降格ペナルティも受けたが、全力を尽くした。2位でフィニッシュし、ファステストラップを記録できてとてもよかった。
エキサイティングなスタートを決めたよ。最初の数周が重要だと分かっていたんだ。蹴り出しがよく、あっという間に2番手に復帰した。その後は前とのギャップが広がらないように努力し、それはとてもうまくいった。
今日は楽しかった。ファステストラップを狙いに行った時は特にね。チェコ(セルジオ・ペレス)が表彰台に上れなかったのは残念だけど、彼はチームのためにたくさんのポイントを稼いでくれた。
フェルナンド(・アロンソの表彰台獲得)のこともうれしく思う。彼がどれだけ優れたドライバーか、知らない者はいないし、そのことに疑いようのない事実だ。
僕たちは集中力を切らさないようにしなければならない。あと2レース残っていて、いろいろなことが起こり得るし、不可能なことは何ひとつないんだ。
(レース直後に語り)レースを通して(ハミルトンとの)ギャップを小さく保つよう心がけた。彼らが追加のピットストップができないようにするためだ。それを成功させたことで、僕は終盤にファステストラップを獲ることができた。すごく満足しているよ。