FIAのF1カタールGP担当スチュワードは、今週末のロサイル・インターナショナル・サーキットでは5つのコーナーでトラックリミットの監視を行うことを明らかにした。
ロサイルで行われる初のF1レースを前に、各チームに送られた通知書のなかで、FIAレースディレクターを務めるマイケル・マシは、ターン4、12、13、14、16のコーナーについて、トラックリミット違反の厳格な取り締まりが行われると言い渡した。
プラクティスセッションあるいはレースで上記コーナー出口でコースを離れてラップタイムを記録した場合、そのラップタイムはスチュワードによって無効とされる。ターン16に関しては、その次のラップタイムもあわせて無効になる。
上記5つのコーナー出口において、コース外が使用された場合、合計3回で黒白旗が出され、さらなる違反があればスチュワードに報告がなされて公式の審議が行われる。
FIAはまた、16カ所のコーナーがある5.38kmのロサイルにおいて、DRSゾーンは1カ所であることも明らかにした。検知ポイントはターン16の125メートル手前、アクティベーションポイントはターン16の200メートル先に設置される。