トップへ

ドラマ「ワンナイト・モーニング」監督は柿本ケンサク、WOWOWで来年放送・配信

2021年11月19日 07:00  コミックナタリー

コミックナタリー

「ワンナイト・モーニング」1巻と、ドラマ化決定を記念した描き下ろしイラスト。
奥山ケニチ原作によるドラマ「ワンナイト・モーニング」が、2022年にWOWOWで放送・配信される。

【大きな画像をもっと見る】

「ワンナイト・モーニング」は恋愛と食欲をテーマに、一夜を過ごした男女が翌朝“ささやかな朝ごはん”をともにする時間を描くグルメラブストーリー。ヤングキング(少年画報社)にて連載されており、単行本は5巻まで発売中だ。ドラマ化は6月に発表されていた。

ドラマでは監督・撮影を柿本ケンサク、脚本を蛭田直美が担当。瑞々しい実力派の若手俳優たちをキャストに迎え、全8話がオムニバス形式で紡がれる。奥山、柿本監督からはコメントも到着した。

■ 奥山ケニチ(原作者)コメント
最初にドラマ化決定の連絡を受けた時、夢を見てるのではないか、と思いました。頭が真っ白になって、ついには「自分の漫画がドラマ化…? いやいやそんな上手い話があるわけない。きっとどこかのタイミングでドッキリ大成功という札を『テッテレー』と出されるんじゃないか」などと疑ってしまうほどでした。
しかし、原作より更にドラマが深くなった脚本を読ませていただき、撮影現場での、監督、キャストの皆さん、スタッフの方々の物作りに対する真摯な姿を見させていただくなかで、半信半疑な気持ちは消し飛び、夢じゃない、本当にドラマになるんだ、この光景一生忘れないだろうな、とひたすら感動していました。
コロナ禍できっと普段の何倍も大変な中、映像化を実現してくださった関係者の皆様、そして何よりいつも応援してくれる読者の皆さま、本当にありがとうございます。心から感謝しております。
ドラマとっても楽しみです!!

■ 柿本ケンサク(監督・撮影)コメント
この作品は“1”に満たない0.4や0.5位の未だ何者でもない者達が、“1”になれるかどうかのきっかけを手にするかもしれない、ある夜から朝にかけての物語です。不器用で、素直になれない若者が一歩踏み出す時、朝は輝き始めます。それはきっと、誰もが抱いている迷いや不安を取り除く、小さくも強い力や、勇気を与える物語になると信じています。
まるでダイヤの原石のような8つのストーリーを、近い将来、日本を背負って立つ若い世代を代表する実力ある俳優達が演じます。僕はその全てを監督、撮影させて頂く機会を得ました。こんなに光栄なことはありません。その魅力を余すことなく全身全霊でフィルムに閉じ込め、今しか出来ない表現へと全力で挑みます。
溢れんばかりのエネルギーをぜひ感じ取っていただきたいと思います。

■ 「WOWOW オリジナルドラマ ワンナイト・モーニング」
原作:奥山ケニチ『ワンナイト・モーニング』(少年画報社刊)
脚本:蛭田直美
監督・撮影:柿本ケンサク
音楽:愛印
放送・配信:2022年
製作:WOWOW、ダブル・フィールド

(c)奥山ケニチ/少年画報社