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柴咲コウがサステナスキンケアブランド「ハフリメ」をプロデュース 天然由来成分99%処方

2021年11月18日 16:52  Fashionsnap.com

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女優で歌手の柴咲コウがプロデュースするクリーンビューティブランド「ハフリメ(HAFURI-ME)」が始動し、第1弾として酒粕やウメなどの古来より日本人に親しまれてきた素材に着目した「INORI」ラインを発売した。柴咲が代表を務めるレトロワグラースが立ち上げ、公式オンラインストアなどで取り扱っている。

 ハフリメのコンセプトは「祈りは、 私へと還る」。「年齢を重ねることは、人としての魅力、本来の美しさが年月を経て織りなされ、熟していくこと。それは、美しいことであり、それを肯定する世の中であってほしい」といった柴咲の思いから誕生した。国産原料で天然由来成分99%の処方を採用し、肌表面のキメを整え、潤いのある肌へ導くアイテムを提案する。
 素材は「和の心」を大切にし、日本の名酒を製造する山形県にある酒造の酒粕を用いた「INORI酒粕」や、美人の湯として名高い「出雲湯村温泉」の温泉水、北海道の無農薬・無化学肥料で栽培されるハマナス花エキス、島根県の無農薬有機栽培で育てられた食用の和バラ、紅香姫(あかひめ)から精製した生体水などを取り入れている。また合成香料不使用で100%精油のみを使用する。
 第1弾の「INORI」ラインは、乾燥が気になる肌にアプローチし、マルチユース、ポータブルに特化したアイテムをラインナップ。乾燥が気になる部分にマルチに使えるスティック状美容液「リッチ スキン アミュレット」(税込6380円)や、たっぷりの水分をオイルが閉じ込めるオイルインミスト「モイスト メディテーション ミスト」(同7700円)、乾燥によるくすみをケアし、エイジング肌をハリ・つや肌に導く二層式オイル美容液「バランシングイノセンスオイル」(同8250円)の3点を取り扱っている。いずれのアイテムも顔や、ボディ、髪、手、爪など、全身に使用することが出来る。
 また持続可能な取り組みも強化し、容器やパッケージは現段階でできる最大限の環境に配慮。“イノリフダ”と呼ぶ説明書は、環境にまつわる内容をしたためた和紙を採用する。箱は梱包材の使用量を最小限で済む設計で、素材にはサトウキビの絞りかすをアップサイクルした“バガス”素材を採用。製品貼り付けラベルはリサイクルプラスティックを、印字はベジタブルインキを使用する。容器は新しいプラスティック素材の使用量を削減しガラスやアルミ容器としている。なお、製品開発に際し、動物実験を行わない試験内容を徹底している。
 柴咲は、”人と地球とともに生きること”を掲げて2016年にレトロワグラースを設立。サステナブルなファッションブランド「ミヴァコンス(MES VACANCES)」や、サステナブルに厳選したキッチン、バス、ガーデニンググッズなどを取り扱うECショップなどを運営する。柴咲は環境特別広報大使も務めている。

■公式オンラインストア