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「KAPPEI」実写映画のキャストに伊藤英明ら、特報のナレーションは山口勝平が担当

2021年11月17日 04:03  コミックナタリー

コミックナタリー

上段左から上白石萌歌、伊藤英明、西畑大吾(なにわ男子)。下段左から大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太。
若杉公徳原作による実写映画「KAPPEI カッペイ」が、2022年3月18日に公開決定。併せてキャスト情報、特報映像が解禁された。

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「KAPPEI」は世紀末に世界崩壊が起こると信じ、人類の救世主になるため、“無戒殺風拳”の修行に人生のすべてを費やしてきた“終末の戦士”勝平が、女子大生に恋をするドタバタコメディ。2011年から2014年まで、ヤングアニマル(白泉社)で連載された。単行本は6巻まで刊行され、紙版・電子版を合わせた累計発行部数は35万部を記録している。

実写映画では主人公・勝平役を伊藤英明、勝平が運命的な出会いを果たす女子大生・山瀬ハル役を上白石萌歌、勝平に振り回され続ける気弱な大学生・入間啓太役を西畑大吾(なにわ男子)が演じる。また勝平とともに無戒殺風拳の修行を積んできた仲間・守役を大貫勇輔、正義役を山本耕史、勝平の兄弟子・英雄役を小澤征悦、無戒殺風拳を教えた師範役を古田新太が担当。キャストからはそれぞれコメントが届けられた。

特報のナレーションは山口勝平が担当。山口は「カッペイにはカッペイを!」というオファーを快諾し、今回のナレーションに挑んだという。特報には師範から突如解散を告げられた勝平が、スマホに向かって「山瀬に彼氏はいるのか!?」と絶叫する姿や、戦士同士の本格的なバトルシーンが収められた。実写映画「KAPPEI カッペイ」は、本作が初監督作品となる平野隆と、「翔んで埼玉」などの脚本家・徳永友一がタッグを組んで制作される。

■ 伊藤英明(終末の戦士・勝平役)コメント
オファーを頂いた時は45にもなったおっさんがまた筋肉披露の仕事か、と正直ガッカリしていました。笑
しかし打ち合わせや衣装合わせを重ねる内に、そんなガッカリや不安は吹き飛んで…行きませんでした。笑
ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です。
けれどこのコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときではありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事にエンターテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています。
監督はじめ、スタッフ、演者全員が制限の厳しい中、出来る限りの中での一番を模索し作り上げた作品です。
どうかみなさんに笑って笑って、ちょっと泣いて、そしてやっぱり腹の底から笑って頂きたいと思います。

■ 上白石萌歌(山瀬ハル役)コメント
山瀬ハル役を務めます、上白石萌歌です。
作品の相関図をいただいた時のひっくり返るくらいの可笑しさと、現場に足を踏み入れた時の想像を超えるカオスさ。お芝居中に笑いを堪えることほど苦痛なことはないと感じました。
最高にくだらなく、最高に真面目で、最高にハートフルな作品です。きっと日本中が勝平さんの虜になるはず!
ぜひ盛大に笑ってください!お楽しみに!

■ 西畑大吾(入間啓太役)コメント
映画「KAPPEI」で入間啓太役を演じさせて頂きます、なにわ男子の西畑大吾です。
このお話を頂いて、企画書を見た時に「すごい世界観だ!」と心が高鳴り、どんな作品になるのかとてもドキドキしました。
撮影が始まると毎日が刺激的でした。
超個性的な終末の戦士の皆さんのユーモア溢れるお芝居にどうツッコミを入れよう、どう立ち回ろうと考える日々はとても楽しかったです。
原作の面白いところを存分に味わえる最高に笑える作品です。
この映画を見て頂いて、いっぱい笑っていっぱい免疫力をあげてください!

■ 大貫勇輔(終末の戦士・守役)コメント
まさか、裸サスペンダー×金髪ロン毛になる時がくるとは…(笑)
最初はどう演じたら良いのかと悩んだのですが、台本を読み始めたら、自然と役が自分の中に入ってきたのを覚えています。自分の中に"守"はいたのだと気づきました(笑)。
とにかく尊敬する先輩方に囲まれて、刺激的な撮影の毎日でした!
特に終末の戦士が揃った時の圧?空気感?絵力?は空間が歪むくらいの雰囲気が現場に漂っていました(笑)。
ぜひ劇場でお腹を抱えて笑ってもらえたら嬉しいです!

■ 山本耕史(終末の戦士・正義役)コメント
KAPPEIに扮する伊藤英明さんに「山本くん、よくこんな役受けたね!?」と言われた撮影初日…。
全く同じ質問を突き返したかった…。
お互い撮影でなければ心が壊れてしまうくらい恥ずかしい出で立ちだったのだ。
世の中はまだ出口の見えない状況、一時でも皆さんを楽しませられれば、そんな思いを背負い、
いい大人達はあり得ない姿で、あり得ない精神力で撮影に望んだ。
劇場で心置きなく笑うがいい…それがまだ叶わぬのなら帰宅後笑い転げればいいのさ。
そう…
あの姿を…

■ 小澤征悦(終末の戦士・英雄役)コメント
「個性的な人」とは、人それぞれだ。自ら言う人もいるし、他人から言われることもある。
しかしながら今回の映画「KAPPEI」は、誰が見ても、全てにおいて、原作や脚本や役柄や衣装において、個性的だ。いや、もっと正確に言おう。かなり個性的だ。
少なくとも自分は、今までの役者人生で、こんなに個性的な役柄を演じた事はない。
でも演じている役者は、伊藤英明はじめ、全員マジメに演じている。本当に大マジメに、バカをやっている。
こんな映画、見たことがない。是非映画館で観て、日々の嫌なことやストレスを忘れ、何も考えず、笑ってほしい。
筋肉質な男たちがバカやってると、なんか笑えますよ笑

■ 古田新太(師範役)コメント
おいらはセットだけの参加だったのですが楽しかったです。
子供たちとおっさんしかいない現場で、女の子が一人もいない。
おまけにハゲヅラとヒゲがかゆくてかゆくて。
(芝居では)ずっと怒ってるし。
伊藤とか、山本とか、大貫とかも途中で帰っちゃって飲みにも行けないし。
見所は小澤です。

■ 映画「KAPPEI カッペイ」
2022年3月18日(金)公開

原作: 若杉公徳(「KAPPEI」白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督: 平野隆
脚本: 徳永友一
音楽: 遠藤浩二
出演: 伊藤英明、上白石萌歌、西畑大吾(なにわ男子)、大貫勇輔、古田新太、山本耕史、小澤征悦
制作プロダクション: ダブ
製作: 映画「KAPPEI」製作委員会
配給: 東宝

(c)2022 映画『KAPPEI』製作委員会
(c)若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルコミックス)