2021年F1第19戦ブラジルGPのスプリント予選が行われ、6~10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6~10番手のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)だ。
■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
セバスチャン・ベッテル スプリント予選=10番手
スタートがうまくいって順位をいくつか上げられたが、マクラーレン(のダニエル・リカルド)のような速いマシンが後ろにいて、順位を守るために懸命に戦うことになった。DRSトレインのなかにいたことが助けになったと思う。
レースペース自体はまずまずだったけど、ミディアムタイヤでスタートするということは、レースが進むにつれて(ソフトタイヤでスタートしたドライバーたちよりも)速かったということだ。
明日も似たような展開になると思う。長いレースだし、後ろにはルイス(・ハミルトン)を含めて速いマシンが何台かいるから、ポイントを得るためには懸命に戦う必要がある。
■アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン スプリント予選=9番手
今日はいい1日で、スプリント予選でも力強い走りができたと思う。スプリント予選全体の展開に満足しているし、明日に向けて堅実なグリッドが得られたと思う。
完璧なスタートを決めたあとターン1と2の間でいくつかポジションを上げ、レースの大半を前を行くアルファタウリ(のピエール・ガスリー)にプレッシャーをかけながら過ごした。今日はとてもポジティブで、明日に向けてもいい兆しがあった。マシンには他のマシンと戦えるだけの力があるから、目標は決勝でさらに前に出ることだ。レースペースはよさそうだし、明日もタイヤ選択は自由だから、自分たちが持っている選択肢を評価してレースでできることを見極めたい。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー スプリント予選=8番手
今日のスタートはひどかった。ターン1に向けて3つポジションを落としたんだ。その後、フェラーリ勢とマクラーレンに追いつくだけのペースもなかった。期待していたスタートではなかったので、明日何を改善できるか、見ていくよ。
楽な一日ではなかった。特にソフトタイヤでの最後の数周は本当に苦労した。でも決勝でチェッカーフラッグを受けるまでは終わりじゃない。今夜戦略について検討し、明日強さを取り戻すために全力を尽くす。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール スプリント予選=7番手
今朝ミディアムタイヤで発揮できたいいペースをスプリント予選で再現できなかった理由を見つけるために、レースに向けてまだやるべきことが残っている。ソフトタイヤはスタートでわずかなアドバンテージがあるだけで、その後はミディアムのほうがよくなると予想していた。
残念ながら急に気温が下がって、そこからは特にフロントに苦労するようになった。でもレースは明日だから今はそちらに集中しているし、順位を上げていくためにどこを改善できるか考えていくつもりだ。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス スプリント予選=6番手
ふたつポジションを上げられていい1日だった。ひとつは重要なライバルであるフェラーリ、そしてもうひとつはアルファタウリで、明日多くポイントを獲得するのに最高のチャンスを手に入れることができた。
マシンの状態と、自分がどれだけ自信を持ってプッシュできたかということに関しては、今日はいい点も悪い点もあった。ひと晩かけて改善し、明日はもっと強くなりたいと思う。できることはすべてやったよ。ペースではフェラーリに及ばないのに、そのうちの1台(シャルル・ルクレール)の前に出ることができた。明日はさらに頑張るよ。