2021年F1第19戦ブラジルGPの土曜日、今シーズン3回目となるスプリント予選が行われた。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はソフトタイヤを装着して12番手からスタートしたものの、タイヤの強みを活かせずポジションを落としてしまう。その後も厳しい展開が続き、15番手で完走した角田は、「明日こそ、スタートでできるだけポジションを上げたい」とリベンジを誓った。
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──ソフトタイヤでスタートしました。
角田裕毅(以下、角田):スタートでできるだけポジションをあげることが目標でした。
──スタートで出遅れたのは?
角田:スタートでは出遅れてないのですが、押し出されたり、ポジショニングが悪かったりして……。
──それはどの辺りで?
角田:まずターン2と6ですね。
──そのあとのペースはいかがでしたか?
角田:最初はプッシュしすぎてというか、オーバーテイクを狙ったのですが、なかなか抜けず……。その分タイヤを使ってしまったので、最後はグラデーションがひどくなってしまって、抜かれたという感じですね。
──途中ルイス・ハミルトン(メルセデス)が後ろから追い上げきました。どんな感じで走っていましたか?
角田:できるだけ抑えようと思ってましたがタイヤがなかなか……。
──明日のレースに向けては?
角田:明日こそ、スタートでできるだけポジションを上げたい。あとはポイントを狙っていきたいと思います。