2021年F1ブラジルGPの土曜スプリント予選で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は15番手だった。
12番グリッドからソフトタイヤでスタート、1周目にポジションを落とし、レースの大半を14番手で走行していたが、最終ラップでランス・ストロール(アストンマーティン)の後ろに下がり、15番手フィニッシュとなった。
ビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーは、「裕毅については、スタート直後にアタックするためにソフトタイヤが有効であることは明らかだった」とスプリント予選後に語っている。
「残念ながらうまくいかず、我々の2台ともが、最もソフトなタイヤを履いていたいもかかわらず、1周目にポジションを落とした。状況が落ち着いた後にも、期待していたようなペースは見られなかった」
「裕毅は終盤にストロールに抜かれて15番手でフィニッシュした」
「今日の午後になぜそれ以前よりも苦しむことになったのか、明日はどういったアプローチを取るべきなのかを理解するために、データの分析を行う。グリッドが下がったため、難しいレースになるだろうが、貴重なポイントを獲得するチャンスは残されている」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
FP2 16番手(1分13秒726:ミディアムタイヤ/38周)
スプリント予選 15番手(12番グリッド/ソフトタイヤ)
満足のいかない一日になりました。1周目でかなりポジションを落としてしまい、その後はソフトタイヤのパフォーマンスを引き出せませんでした。今週末のフォーマットでは、あまり多くの周回を走行できていないのですが、今日一日で学んだことが多かったので、今夜は明日に向けて確認していきます。