岡山県の岡山国際サーキットで開催されているスーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第6戦『スーパー耐久レースin岡山』は11月13日、公式予選が行われ、11月14日(日)午前に行われるグループ2はST-3クラスの39号車エアバスター Winmax RC350 TWSが、午後に行われるグループ1はST-Xクラスのポルシェセンター岡崎 911GT3Rがポールポジションを獲得した。
2021年のシーズン最終戦となる第6戦岡山は、ST-Qクラスに新たなチャレンジャーとなるMAZDA SPIRIT RACING Bio concept DEMIOが参戦するなど多くの話題を集めているレースだが、11月11日(木)の各グループ1時間×2本の特別スポーツ走行、12日(金)の各グループ1時間×3本の専有走行、さらに11月13日(土)午前のフリー走行を経て、12時50分から公式予選がスタートした。
ST-1クラスは、堤優威と阪口良平が速さをみせた38号車mutaracing GR Supraが合算で3分10秒878をマークし、クラスポールポジションを獲得。71号車CSダイワN通商アキランドポルシェが2番手、今季速さをみせてきた2号車シンティアム アップル KTMは3番手となった。
前戦ですでにチャンピオンが決まったST-2クラスは、今回がデビュー戦となる13号車ENDLESS GR YARISが小河諒のアタックでまずはAドライバー予選でトップタイム。2番手には冨舛朋宏の6号車新菱オート☆NEOGLOBE☆DXL☆EVO10、前戦のクラッシュから復活した225号車KTMS GR YARISが野中誠太のドライブで3番手につけた。
Bドライバーでは、6号車新菱オート☆NEOGLOBE☆DXL☆EVO10の菊池靖がトップに。平良響の225号車KTMS GR YARISが2番手につけた。合算では6号車新菱オート☆NEOGLOBE☆DXL☆EVO10がクラスポールポジションに。225号車KTMS GR YARIS、13号車ENDLESS GR YARISと続いた。
ST-5クラスは、チャンピオン獲得のためにポールポジション獲得が必須だった456号車odula Star5 Roadsterが僅差の2番手に留まり、これで3番手につけた66号車odula TONE MOTULロードスターのチャンピオンが決定。ポールポジションは72号車TRES☆TiR☆NATS☆ロードスターとなった。そして、バイオディーゼル燃料を使用するST-Qクラスの37号車MAZDA SPIRIT RACING Bio concept DEMIOは、グループ2の総合24番手で初めての予選を終えている。