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エド・シーラン、アデルとは15年来の知り合いだった コラボが未だ実現しないワケも明かす

2021年11月12日 14:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

同郷のアデルとは15年前から知り合いだったエド・シーラン(画像は『Ed Sheeran 2021年9月24日付Instagram「Catch me on @thegrahamnortonshowofficial tonight for the 007 special.」』のスクリーンショット)
英出身シンガーのエド・シーランが、このほど人気ラジオ番組に出演した。その中でエドは同郷の歌姫アデルとは、実は15年来の知り合いであることを明かしたほか、ファンが長年抱えてきた世界的歌姫にまつわるある疑問に回答した。

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“天才シンガーソングライター”の呼び声も高い、英国を代表するミュージシャンのエド・シーラン。卓越したギターの腕に加え、キャッチーな歌詞とメロディ、そして甘いラブソングから高速ラップまでなんでもこなす“引き出しの多さ”が彼の魅力だ。そんなエドに対してはコラボを熱望するアーティストがあとを絶たず、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、ジャスティン・ビーバー、エミネム、ブルーノ・マーズ、ザ・ウィークエンドなど、これまで錚々たる顔ぶれとの豪華コラボを実現してきた。

しかし“世界的歌姫”アデルとのコラボは、どういうわけか未だに実現しておらず、同郷2人の“競演”をファンは今か今かと首を長くして待つ日々を過ごしている。そんな折、エドは人気ラジオ番組『Carolina with Greg T in the Morning Show』に出演したが、番組の中で司会者から「アデルとコラボする可能性はある?」と直球質問を投げかけられる場面があった。

この質問に対しエドは、

「彼女って、あんまり誰かとコラボしたりっていうのがないんだよね。」

「彼女の才能が素晴らしすぎて、それをブチ壊したくないっていうか。」

と回答。どうやらエドの中でアデルは相当スペシャルな存在のようで、そんな彼女が1人で完結させる世界観を「邪魔したくない」という謙虚な気持ちが英国2大シンガーのコラボ実現の足枷になっている様子。

そんな雲の上の存在とも言えるアデルだが、同郷で同世代、ブレイクした時期も近い2人は、実は15年近く前からの“顔見知り”とのこと。エドは番組の中でアデルとの出会いをこう明かしている。

「アデルは以前、ジャック・ペニャーテって名前の男とツアーをしてたんだ。僕のいとこがジャックのドラマーと同居してて、若い頃はアデルが彼らの前座を務めてたんだよ。彼女はベースギターを抱えながら、スツール(背もたれと肘掛けのないイス)に腰掛けて歌ってたんだ。そういうものすごく小規模なショーに出てた頃から、僕は彼女のパフォーマンスを見てたっていうわけなんだ。」

「やがて彼女がブレイクして、その3年後くらいに僕の番が来た。彼女とまたバッタリ会ったのはその頃だったよ。昔からの知り合いがいるっていうのはいいものだよね。」

「そこまで深い知り合いってわけじゃないけれど、お互い英国人だし共通点もかなり多いからね。彼女は素晴らしい人だよ。」

今月19日に約6年ぶりとなるアルバム『30』のリリースを控えているアデル。先月一足先に『=(イコールズ)』をリリースしたエドは、9日に出演した『The Breakfast Club』でも

「(自身のアルバムの)リリース日を発表するまで、アデルがアルバムを出すことは知らなかったんだ。でもそれを知った時は『アデルの前でマジよかった』って感じだった。」

「彼女は世界一のビッグスターだからね。自分以上の大物アーティストじゃない、なんて勘違いはこれっぽっちもしていないよ。」

と、偉大な歌姫の実力に惜しげもなく尊敬と称賛の念を贈るエド・シーランであった。



画像は『Ed Sheeran 2021年9月24日付Instagram「Catch me on @thegrahamnortonshowofficial tonight for the 007 special.」』『Adele 2021年9月19日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)