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スニーカーダンク初の直営店が原宿にオープン、人気モデルが定価で買えるイベント開催

2021年11月12日 09:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

スニダン原宿店

Image by: FASHIONSNAP
国内最大規模のスニーカーフリマアプリ「スニーカーダンク(SNKRDUNK)」が、初の直営店「スニダン原宿店」を11月13日にオープンする。13日と14日はオープンを記念した特別イベントとして、プレミア価格で取引されている人気モデルを定価で販売する。

 スニーカーダンクは2018年にサービスをスタート。マーケットプレイスをはじめ、人気スニーカーの発売情報を配信する「メディア」、スニーカーを中心としたコーディネート写真やリストック情報などが毎月数万件以上投稿される「コミュニティ」といったコンテンツを展開している。今年7月には評価額が約240億円まで上昇したほか、国内事業での取扱商品の拡大およびグローバル展開を視野に入れ、競合サービスのCtoCマーケットプレイス「モノカブ」を買収した。これまでオンライン上のマーケットプレイスを中心に運営してきたが、スタッフとの会話などオフラインならではの購買体験の提供や、新規顧客の獲得を目的にスニーカーカルチャーの発信地でもある原宿に初の実店舗をオープンする。
 店舗は、「シュプリーム(Supreme)」や「ハフ(HUF)」「カーハート WIP(Carhartt WIP)」などが店を構えるプロペラ通り沿いに位置。建物は2階建てで、1階が販売エリア、2階が商品持ち込みエリアとして営業する。昨今のスニーカー史上では商品の実物を見ることなく購入する機会が増えているが、購入後に「イメージと違った」という顧客の声が多かったことから、販売エリアには正規販売で完売している人気スニーカーをスニーカーダンクが初めて在庫を抱える形で展開。オープン当初は「ナイキ(NIKE)」のモデルを中心に、シュプリームとのエア フォース 1や、「サカイ(sacai)」との「LD ワッフル」「ヴェイパーワッフル」、人気モデルのダンクやエア ジョーダン 1など300足を販売する。

 商品の持ち込みについては、原宿と大阪に店舗を構えていたモノカブチームからの「持ち込みは顧客満足度が高い」という意見を取り入れて導入。スニーカーダンクのアプリで取り引きが成立した商品を店舗に持ち込むと、出品者の送料は無料になる。
 オープンイベントでは、人気モデルを1日30足ずつ計60足を定価で販売。「ディオール(DIOR)」と「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」のコラボレーションによる「エア ジョーダン 1 HIGH OG DIOR(Air Jordan 1 High OG Dior)」をはじめ、ラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)や藤原ヒロシ主宰の「フラグメント(fragment design)」、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)」、「ユニオン(UNION)」、サカイなどとのコラボモデルを用意する。イベントにはドレスコードが設けられており、初日の13日はスニーカーダンクにちなんでナイキのダンク ローカット、2日目の14日はジョーダン ブランドのエア ジョーダン 1 ハイカットを着用した人が抽選に参加可能。当日8時までに指定の場所に並んだ人へ抽選に参加できる整理券を配布する。
 今後も来年40周年を迎えるエア フォース 1やエア マックス 1にフォーカスした展示販売イベントなどを予定しており、スニーカーファンが楽しめるイベントを積極的に行っていくという。また、アプリの利用者が多い大阪や福岡、名古屋をはじめ、様々な地域への出店も計画している。

■スニダン原宿店住所:東京都渋谷区神宮前4丁目28-25営業時間:11:00~20:00定休日:年末年始※不定休公式サイト