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ストリートバスケとゴミ拾いのプロジェクトが発足、スラムダンク井上雄彦のイラスト入り軍手製作

2021年11月10日 13:02  Fashionsnap.com

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ストリートバスケットボールのシーンから生まれた5組のブランドが、バスケットボールコートが公園にあり続け、日本中に増えていくという未来のためのプロジェクト「ピックアッププレイグラウンド(PICK UP PLAYGROUND)」を発足した。第1回イベントを11月20日に代々木公園バスケットボールコートで開催する。

 PICK UP PLAYGROUNDでは、イベントに集まったプレイヤーでピックアップゲームを行い、ゲーム終了後に参加者全員でゴミ拾いを実施。イベントを通じてコミュニティが形成されることで、バスケットボールコートの利用ルールが利用者のモラルによって作られていく未来を目指す。プロジェクトには「アクター(AKTR)」「オールデイ(ALLDAY)」「ボーラホリック(ballaholic)」「サムシティ(SOMECITY)」「タチカラ(TACHIKARA)」の5ブランドが参加しており、それぞれがプロジェクトに関するコレクションを販売。収益の一部を軍手、トング、ゴミ袋のゴミ拾いキットの製作に充てる。プロジェクトのロゴは人気漫画「スラムダンク(SLAM DUNK)」の井上雄彦によるイラストを配しており、ゴミ拾いキットなどに使用している。
 第1回イベントでは、ボーラホリックとサムシティがゲームのオーガナイズを担当。11時からと14時からの2回のゲームを予定している。年齢、性別、国籍などは問わず、参加費は無料。上限人数は100人で、応募フォームから参加応募を受け付けている。
 井上雄彦は同プロジェクトについて「漫画家生活かけだしの頃、原稿仕事の始まる前や終わった後、私は屋外リングのある場所を求めて明け方の武蔵野を自転車でさまよっていました。
あれから30数年。屋外リングの数は増えましたが、部活か学校の休み時間でしかやれない状況は実はそれほど変わっていないのかもしれません。バスケはもっと私たちの生活の近くにあっていいと思っていたところ『PICK
UP PLAYGROUND』のお話を聞き、その考え方に深く共感しました」とコメント。ロゴのデザインについては「『スラムダンク』の赤い髪の天才がちらっと見えています。この活動をあまり出しゃばることなくそっと後押ししていきたいという、私の気持ちの表れだと思っていただければ幸いです」と説明している。

■PICK UP PLAYGROUND開催日:2021年11月20日(土) ※雨天中止PICK UP GAME1:11:00~13:00PICK UP GAME2:14:00~16:00場所: 代々木公園バスケットボールコート参加人数:各回100名上限 ※応募者多数の場合は抽選。参加費:無料応募フォーム ※応募締め切りは11月16日23:59