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『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』吹替版主題歌がDISH//の書き下ろし新曲に

2021年11月10日 00:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』とDISH//(c)2021 CTMG. (c)& TM 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

 12月3日に公開される『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の主題歌がDISH//の書き下ろし新曲「Shout it out」に決定。あわせてDISH//による2本の特別映像が公開された。


 スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪(ダークヒーロー)として誕生、2018年に劇場公開され全世界興行収入940億円を超える大ヒットを記録したトム・ハーディ主演映画『ヴェノム』。その続編となる本作には、トム・ハーディ、ウディ・ハレルソン、ミシェル・ウィリアムズ、ナオミ・ハリスが集結。前作のルーベン・フライシャーから『モーグリ:ジャングルの伝説』のアンディ・サーキスが監督を引き継いだ。


 同楽曲は、作詞を北村匠海と橘柊生が手がけ、北村、橘、泉大智がパートごとに作曲を行って作り上げられた。


 あわせて公開されたコメント映像では、小学校の頃からスパイダーマンのゲームやアニメでヴェノムを知り好きだったという北村が「マーベル作品の主題歌ってすごいよね!」と話し始めると、全員が「すごいよね!」と興奮気味にコメント。矢部は「友達とも『ヴェノム2』公開されるの、めっちゃ楽しみって話してたんだよね!」、橘は「僕、めちゃくちゃ好きな作品だったんですよ『ヴェノム』が。そんな中で『2』が出るっていうタイミングで俺らが主題歌って聞いて、かなり感動したよなぁ」と、今回のコラボレーション決定にメンバー全員が喜びのコメントを寄せている。


 曲づくりの前にメンバー全員で一緒に映画を観ており、「すごい強い敵と強い同士で戦うってめっちゃ好きだから。バイク・アクションとかもあるし。そういうのがワクワクするよね!」(泉)、「集中ポイントなのに、ユーモア入れてくるあたりがまた好き」(橘)、「ヴェノムのキャラクターがね!」(矢部)、「愛される(キャラ)!」(北村)と、それぞれ映画を大いに楽しんだ様子。


 今回の楽曲に込められた想いを北村は「(ヴェノムの敵である)カーネイジの方に感情移入しちゃって。だからこそ、“叫び”がキー。悪という見方もいっぱいあって、そうなるに値する過去の出来事だったりとか、何気ない一言、何気ない行動がその人にとってはすごい裏切りだったりもして。そういうところでしたね、今回メッセージに込めたのは。そんな“悲痛な叫び”を僕らが歌う」と語っている。


 また、北村は「ヴェノムもやっぱりふたりで一つみたいな所があるじゃないですか。僕らも各々がつくる曲もあるけど、みんなが集まってみんなのエッセンスを入り混じらせてつくる曲も結構多かったりするし。映画の中でもヴェノム同士がお互いを引っ張り合うというか、時にはぶつかって離れたりもするし。そっからまた合わさるとものすごい団結力が生まれたり、本当に来てほしいとこに助けに来てくれたりっていう関係性じゃないですか。DISH//もそういうところがあるなぁって、この曲を作って思いました」と、曲づくりの中でヴェノムとDISH//に共通点を感じたことを明かしている。コメント映像のラストでは、北村がサビのワンフレーズを即興で披露する場面が収められている。


【動画】DISH//ヴェノムに変身映像


 もう1本の映像では、DISH//が本作の日本語吹替版主題歌を手がけたことを記念して、メンバーひとりひとりがヴェノムに変身する様子を公開。日本で撮影されたメンバーの映像が本場ハリウッドのスタジオに送られてCG制作されている。


(リアルサウンド編集部)