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時短解除で家飲み需要は減ったのか? - 20時以降の飲酒は30%止まり

2021年11月09日 20:32  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
リカー・イノベーションは、同社が運営する酒のオンラインストア「KURAND(クランド)」の全国のメールマガジン会員を591名対象に、「飲食店における酒類提供の時短要請解除」に関するインターネット自主調査を11月3日~11月5日に実施しました。


「飲食店における酒類提供の時短要請解除がされてから、20時以降に飲食店などにお酒を飲みに行きましたか?」という質問に、「飲みに行った29.1%」「まだ行っていないが直近で予定が決まっている8.5%」「まだ行っていない61.3%」「その他1.2%」という結果に。



アンケートの回答者で普段お酒を飲む機会があるという人に、飲食店における酒類提供の時短要請解除がされてから、20時以降に飲食店などにお酒を飲みに行ったかを聞いたところ、29.1%が「飲みに行った」と回答。



その一方で、61.3%と過半数の人は「まだ行っていない」と回答し、飲食店への活気が戻るまでもう少し時間がかかりそうだとのこと。


次にコロナ禍前の飲食店での飲酒頻度と現在の飲食店での飲酒頻度をそれぞれ聞いたところ、「ほぼ無い」と回答した人がコロナ禍前では9.1%だったのに対し、現在は47.2%と、38%増加したことがわかった。



他にも、「月に1~2回」と回答した方は37.6%から21.5%と約16%減少、「週に1回程度」と回答した人は20.8%から10.7%と約10%減少している。飲食店での飲酒頻度は全体を通して大きく減少していることが判明した。


今後の家飲みについて聞いたところ、79.0%と、8割近い人が「これからも家飲みを楽しみたい」と回答した。その一方、「外で飲めるのであれば外で飲みたい」と回答したのは13.4%とまだ少なく、まだまだ家飲み需要は高いと考えられるという。



アンケート調査結果から、飲食店での酒類提供の時短要請が解除されたが、飲食店での20時以降の飲酒に関しては過半数の人がまだ行っていないとわかった。コロナ禍前と現在では飲食店での飲酒頻度が全体的に大きく下がるなど、これから先もしばらく家飲みの需要は続いていくと考えられる。