吉谷光平「今どきの若いモンは」が、2022年春にWOWOWでドラマ化されることが決定。主演は反町隆史が務める。
【大きな画像をもっと見る】マンガ配信サービス・サイコミにて連載中で、Twitterでは第1話の試し読みが25万いいねを越えた「今どきの若いモンは」。ドラマではとある商社、三ツ橋商事の営業部課長・石沢一役を反町が演じる。コワモテと近寄りがたいキャラクターから部下たちを萎縮させてしまう石沢だが、彼の口癖「……ったく、今どきの若いモンは」の先には思いがけない言葉が待っていて……。
なおドラマは各回30分。ショートドラマ形式で、全体を通して全22話が展開される。脚本はアベラヒデノブ、監督は「全裸監督」などの脚本も手がけた山田能龍。石沢の部下となる新入社員・麦田歩らのキャストは追って発表される。
反町は「『究極の上司』とも言える僕が演じた石沢は、相手のことを思って、オブラートに包まずにストレートに自分の思いを伝えられる人。そういう石沢というキャラクターの魅力を大切に演じています」とコメント。原作者の吉谷は反町について「クールさの中に温かさのある反町さんは石沢課長にピッタリだと思います」と期待を寄せる。山田監督は「こだわったのは、双方向からの共感です。『今どきの若いモンは』と一緒に『今どきのオヤジは』も入れたかった。特定の世代が好むドラマに留まらないよう、心掛けました」と同作にかける思いを語った。
■ 吉谷光平(原作者)コメント
□ ドラマ化が決定したときの気持ち
漫画家になること自体が夢で、映像化なんてまさに夢のまた夢と思っていました。なのでドラマ化決定の報告を聞いたときは信じられませんでした。正直今でも信じ切れていません。映像を見たら信じられると思うので放送が本当に楽しみです。
□ 反町隆史が石沢一を演じることに対しての期待
反町さんはキリっとかっこよくワイルドですが、どこか優しさのある笑顔が素敵です。そんなクールさの中に温かさのある反町さんは石沢課長にピッタリだと思います。きっと素晴らしい石沢課長を演じてくださるんだろうなと思います。めちゃくちゃ楽しみです!
□ 視聴者へメッセージ
こんな上司がいたらいいな、という理想を詰め込んだ石沢課長。その石沢のもとで一生懸命頑張る新入社員の麦田。お仕事を頑張る人へ元気を!という思いを込めた作品です。みなさんどうぞよろしくお願いします!
■ 反町隆史(石沢一役)コメント
□ 原作や脚本を読んで、実際に演じてみての感想
原作の漫画は以前読んでいて、キャラクターたちに魅力を感じていました。
漫画原作のドラマにはこれまでも挑戦してきましたが、漫画だからこその面白さや実写化の壁を感じることも正直あります。でも、逆に実写化することでその壁を超えた、また新しい面白さを生み出すこともできると思っています。一つ一つのシーンを丁寧に、どういう面白さが成立するか、現場でスタッフ、キャストの皆さんとアイデアを出しながら作り上げました。
「究極の上司」とも言える僕が演じた石沢は、相手のことを思って、オブラートに包まずにストレートに自分の思いを伝えられる人。そういう石沢というキャラクターの魅力を大切に演じています。
□ 視聴者へメッセージ
放送は各回30分、1話8分で3本立てのショートドラマで、若い方にも気楽に前向きな気持ちでご覧いただけるのも、この作品の魅力です。ショートドラマだからこそ面白く、そしてそこに強いメッセージも込められているので、ぜひお楽しみください!!
■ 山田能龍(監督)コメント
□ 監督を務めることになったときの気持ちと、主演の反町隆史について
光栄な気持ちと共に、思い切った人選だなという驚きもありました笑。でも原作を拝読していくうちに、どんどん「自分に合う作品かも!」と楽しみになりました。
反町隆史さんは「若者代表」を担ってきたスターですよね。若者の葛藤、型破りな発想。それらを的確に演じて世に発信されてきた。そんな反町さんが遂に若者の反対サイド「上司」を演じる。絶対面白くなると思いました。
□ 視聴者へメッセージ
こだわったのは、双方向からの共感です。「今どきの若いモンは」と一緒に「今どきのオヤジは」も入れたかった。特定の世代が好むドラマに留まらないよう、心掛けました。
自分が身につけてきた「当たり前」が通用しない時、怖がらずに、互いの仕組みを知って1つ優しくなれる。そんなドラマになっていると思います。ぜひご期待下さい!
■ WOWOWオリジナルドラマ「今どきの若いモンは」
2022年春放送・配信
□ スタッフ
原作:吉谷光平「今どきの若いモンは」(Cygames/サイコミ連載中)
監督:山田能龍
脚本:アベラヒデノブ
音楽:渡邊崇
プロデューサー:村松亜樹、平部隆明、河添太
制作協力:ホリプロ
製作著作:WOWOW
□ キャスト
石沢一:反町隆史