2021年11月08日 10:31 弁護士ドットコム
SNSでの誹謗中傷を減らすことを目標とした一般社団法人「この指とめよう」のHPが削除されたことを受け、アドバイザリーボードのメンバーである佐々木俊尚さんが11月6日、自身のツイッターで説明した。
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佐々木さんは代表理事の小竹海広さんが「公に発信できるような精神状態ではない」とし、経緯を代弁。小竹代表から「活動の停止やサイト・アカウントの削除、その際にあらためて告知はしないという連絡を受けた」と明らかにした。
佐々木さんは「#この指とめよう の趣旨にはわたしは今も賛同しているので残念ですが、こういう状況をご理解していただいたうえで、それ以上の説明責任を代表に求めるのはご容赦していただければと、個人的には切に願います」と話した。
「この指とめよう」は今年5月25日、コピーライターの小竹さんが発起人として設立された。アドバイザリーボードのメンバーには、ジャーナリストの津田大介さんやブロガーのはあちゅうさんなどが入っている。
小竹さんが過去に自身のツイッターで、子役タレントについて「死ね」と書いたりアイドルグループについて「風俗嬢にしか見えてないし」などと呟いたりしていたことが問題視され、小竹さんは5月30日、ツイッター上で謝罪文を投稿。
今後の活動については、「猛省を深め、『SNSでの誹謗中傷を減らす』という理念のもと、方向性の見直しを含めて、関係各所との熟議を重ねて参ります」としていた。