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『マリオカート64』の鬼畜過ぎるコース 車が次々逆走してくるキノピオハイウェイ

2021年11月08日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『マリオカート64』

 10月26日から「Nintendo Switch Online」の新プラン「Nintendo Switch Online+追加パック」が開始され、『スーパーマリオ64』や『ゼルダの伝説 時のオカリナ』など、現役でプレイした人にとってには堪らないタイトルがプレイできるになった。その中から今回は『マリオカート64』をピックアップし、難易度が高かった鬼畜コースを紹介したい。


【動画】正面衝突不可避のキノピオハイウェイなど、鬼畜過ぎるコースばかりの『マリオカート64』


・正面衝突不可避“キノピオハイウェイ”


 個人的に一番鬼畜だと思うコースは「キノピオハイウェイ」である。ちなみに、ここで言うキノピオハイウェイは「おまけ」バージョンを指す。おまけは従来のコースと真逆になっており、通常なら右に曲がる箇所がおまけの場合は左に変更されている。


 ただ、なぜかキノピオハイウェイのおまけは、コースそれ自体が真逆になっているだけではない。このコースは無数の車が行き交う中を走ることが特徴的で、通常であればプレイヤーと車の進行方向は一緒。しかし、おまけでは車の進行方向も真逆、つまりは逆走してくるため接触事故のリスクが跳ね上がる。


 接触事故を起こすと順位が一気に下がるため、1位を取るどころか4位以内になかなか入れず、何度もやり残した人は多いのではないか。


・開始直後うっかり落下する“レインボーロード”


 スペシャルカップ最後のステージ「レインボーロード」。言うならば、最終ステージであり、最も難しい仕掛けが予想される。ただ、たまに対面からやってくるワンワンを除けば、コース自体は非常にシンプル。全長2000mという全コース中最長の距離を走ることになり、純粋な集中力が試されるコースと言って良い。


 そんなギミックがあまり施されていないレインボーロードではあるが、意外な罠が隠されている。スタート直後、急激な下り坂があるのだが、あまりに急すぎて車体がフワッと浮いてしまう。そのため、誤ってコントローラーを左右に振ってしまうとアッサリ落下する。


 一応、極端に左(おまけの場合は右)に傾けるとショートカットができるため、よほど慣れていないと上手くいかない。しかも落下までに時間がかかるため、ジュゲムに釣り上げてもらったあとは、後方集団からも大きな後れを取ることになる。


・サンダーが明暗を分ける“ピーチサーキット”


 ピーチサーキットは序盤や終盤がクネクネしたコースになっており、ドリフトを駆使しなければ上位には食い込めない玄人向けのコースだ。


 このコースの一番の特徴はなんといっても、中盤に設置された湖を横断できるジャンプ台である。ジャンプしている最中は非常に痛快で、このジャンプ台に魅力を感じているプレイヤーも少なくないと思う。ただ、みんなが大好きなこのジャンプ台は、とある条件が加わると恐怖のギミックに様変わりする。


 それは対戦相手が自分以外の全員を小さくするアイテム「サンダー」を所持することだ。身体が小さくなるとパワー不足のために、ジャンプしても落下してしまう。友人や兄弟姉妹がサンダーを獲得すると、ジャンプ台を前に飛ぶに飛べなくなり、立ち往生した人も少なくないはずだ。


・スピード感がエグい“チョコマウンテン”


 最後に意外なセレクトかもしれないが「チョコマウンテン」を挙げたい。チョコマウンテンはカーブの多さだけでなく、かなりデコボコしている。さらには、途中に落石する箇所もあり、なかなかリズムが掴めないコースなのだ。


 また、これは個人的な感覚だと思うが、このコースは他のコースよりもスピードが出ているように感じる。そのため、カーブやデコボコ、落石などに上手く対処できず、自分でもよくわからないうちに順位を落とすことが多々あった。


 ほかにも、中盤から終盤にかけて絶妙に細い道があるのだが、コースアウトしてしまうと“落下扱い”にはならず、かなり前の道から走り直さなければいけない。恐ろしいほど順位を落とす可能性を秘めており、まだまだ序の口の「フラワーカップ」のコースにしては、なかなか鬼畜な気もする。


 ちなみに『マリオカート64』の一番の思い出は、3人以上でやる「バトル」モードだ。風船を全て飛ばされるとボム兵に姿を変え、対戦相手に特攻してクラッシュさせることできるため、集中狙いがやりやすく、よく喧嘩の原因になった。(網島レイビン)