2021年F1メキシコGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは4番手だった。決勝はミディアムタイヤでスタートする。
■セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
FP3 1番手(1分17秒024:ソフトタイヤ/15周)
予選 4番手(Q1=5番手1分17秒003:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分17秒055:ミディアムタイヤ/:Q3=4番手1分16秒342:ソフトタイヤ)
(補強のための予防的措置で)リヤウイングに変更を施さなければならず、マシンがFP3の時と同じ状態ではなくなった。でもセッション中にいくつか調整を行い、よくなったよ。
(予選Q3最後のラップの)ターン11で、目の前で(角田)裕毅がレーシングラインから外れているのが見えた。それによって僕の最後のラップがだめになった。彼によって気が散ったのではなく、彼に近づきすぎてしまったために、ブレーキをかけざるを得なかったんだ。
ダウンフォースを失い、乱気流のなかに入り、マシンのコントロールを失い、そのラップがだめになった。
予選を通してペースがあまり良くなかったが、最後のラップに向けて、改善してきていた。その前のラップですでに良くなっていたので、(最後のラップでは)0.2秒ぐらい改善できたはずだと思っている。
マシンが明日のレースで力を発揮するよう準備し、前のメルセデス勢にプレッシャーをかけられるよう、チーム全体で分析を行う必要がある。
明日は、グリッドポジションよりもスタートの蹴り出しの方が重要だと思っている。長いレースになるし、上位で走れるよう努力していく。楽観的に考えているよ。ファンに楽しんでもらいたい。彼らは力いっぱい僕を応援し、愛を送ってくれている。最高のファンだ。
今は明日のレースを楽しみにしている。ファンと共に表彰台を祝いたい。全力を尽くして戦うつもりだ。