2021年F1メキシコGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手だった。決勝はミディアムタイヤでスタートする。
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
FP3 2番手(1分17秒217:ソフトタイヤ/12周)
予選 3番手(Q1=3番手1分16秒788:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分16秒483:ミディアムタイヤ/:Q3=3番手1分16秒225:ソフトタイヤ)
今日はタイヤを機能させることにとても苦労し、スライドしまくっていたので、それを考えれば3番手はそれほど悪くはない。
Q3最初のラップは、グリップがなくて、最高のものとはいえなかった。だから、メルセデスとのギャップは妥当なものだと思った。
マシンバランスを改善する必要があり、マシンの走らせ方にいくつか変更を加えて、Q3での2回目のアタックに臨み、そのラップはまずまずに思えた。その後、何が起きたのか分からないけれど、目の前でチェコ(ペレス)と(角田)裕毅がコースオフして、埃が大量に舞い上がったのを見て、クラッシュが起きたのだと思った。
以前このサーキットで、イエローフラッグにつかまったことがある(注:2019年予選で、イエローフラッグ無視により、予選で最速だったが3グリッド降格ペナルティを受けた)。そのため、減速した結果、勢いを失い、タイムをロスした。
予選前まではとても好調だったのに、2台でフロントロウを独占できずに残念だ。でも明日はまた別の一日だ。エキサイティングなレースになるといいね。このコースは1コーナーまでが長いから、何が起こるかを見ていこう。
(Q3最後のアタックラップでのインシデントについて語り)ターン10でペースを落とし、勢いを失い、0.25秒失ってしまった。それを最終セクターで取り戻そうとしたが、うまくいかなかった。本当に残念だ。ひどい予選になってしまった。
Q3最初のラップはひどいものだったけど、最後のラップはいい感じだった。最高のバランスではなかったが、ポール争いをするには十分だったと思う。
ポールを獲って、ターン1でどういう展開になるのかを見たかった。でも予選で起きたことを受け入れるしかない。望んでいた結果ではないが、世界の終わりというわけでもない。明日に集中し、いいスタートを決めて、ターン1で何が起きるか、その後どうなるかを見ていく。まだ十分チャンスはあるからね。