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ペレスが最速、レッドブル・ホンダ1-2【タイム結果】F1第18戦メキシコGPフリー走行3回目

2021年11月07日 03:31  AUTOSPORT web

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2021年F1第18戦メキシコGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第18戦メキシコGPのフリー走行3回目が行われ、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは8番手、角田裕毅は6番手となっている。

 金曜日にギヤボックスのトラブルに見舞われたジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)は、ギヤボックスの交換を行ったため、5グリッド降格ペナルティを受けることになる。またランド・ノリス(マクラーレン)とエステバン・オコン(アルピーヌ)もパワーユニット(PU)を交換したことが明らかになった。

 セッション開始前にはサポートレースのマシンから漏れたオイルの処理がターン4以降の複数箇所で行われた。気温17度、路面温度35度というドライコンディションで、現地時間11時にFP3がスタート。最初にコースに向かったのは角田で、ユーズドのソフトタイヤを装着。オイル処理をされている部分が「滑りやすい」と無線で訴えた。

 序盤にコースへ出たのは角田、ラッセル、ストロール、ノリスの4名で、ストロールだけがミディアムタイヤだ。開始20分を過ぎると徐々にコースへ出るマシンも増えていくが、多くのマシンがソフトタイヤを履いている。1分19秒台のタイムが並ぶなか、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分18秒661でトップに浮上。続いてペレスが最初のアタックで1分18秒625とボッタスより0.036秒速いタイムをマークするも、シャルル・ルクレール(フェラーリ)やダニエル・リカルド(マクラーレン)がそのタイムを上回った。

 ペレスは1分17秒934を記録し再びタイムシート上のトップに立つ。セッション中盤にコースインしたフェルスタッペンは1分17秒537とトップタイムを大きく塗り替え、その後は1分17秒217までタイムを縮めている。各車は一度ピットに戻り、終盤に再びコースイン。新品ソフトに履き替えたルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップから0.6秒差の1分17秒908という3番手タイムを記録した。

 ペレスは1分17秒272とメルセデス勢を上回って2番手に浮上し、レッドブル・ホンダが1-2を形成した。その後ペレスはセクター2、3で全体ベストタイムをマークし1分17秒024でトップに浮上。ペレスが首位、フェルスタッペンが2番手、ハミルトンが3番手というトップ3でセッションは終了した。4番手以下はボッタス、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)と並び、トップから1秒差で角田が6番手。7番手リカルド、8番手ガスリー、9番手ルクレール、10番手ノリスとなっている。

■2021年F1第18戦メキシコGPフリー走行3回目 リザルト
Pos.No.DriverTeamTimeLaps111S.ペレスレッドブル・ホンダ1’17.02415233M.フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1’17.21712344L.ハミルトンメルセデス1’17.67514477V.ボッタスメルセデス1’17.70817555C.サインツJr.フェラーリ1’18.02920622角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1’18.0372573D.リカルドマクラーレン1’18.12115810P.ガスリーアルファタウリ・ホンダ1’18.20218916C.ルクレールフェラーリ1’18.21320104L.ノリスマクラーレン1’18.312161118L.ストロールアストンマーティン1’18.35220127K.ライコネンアルファロメオ1’18.531221399A.ジョビナッツィアルファロメオ1’18.55619145S.ベッテルアストンマーティン1’18.614171514F.アロンソアルピーヌ1’18.847151631E.オコンアルピーヌ1’18.999171763G.ラッセルウイリアムズ1’19.211191847M.シューマッハーハース1’19.23814196N.ラティフィウイリアムズ1’19.31312209N.マゼピンハース1’20.47915