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BMWが新型電気自動車「iX」を日本で発売! グリル大型化で独特の顔に

2021年11月05日 07:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
BMWの新型電気自動車(EV)「iX」が日本で発売となった。上級グレードだとフル充電で650kmの走行が可能なSUVタイプの新型車で、価格は981万円と1,116万円の2タイプがある。BMWのアイコンでもある「キドニーグリル」はパネルになり、上下方向に長い独特の見た目となった。


○10分で100km分の充電が可能



日本で買えるiXは「iX xDrive40」と「iX xDrive50」の2グレード。2台は性能が異なる。航続距離は40が450km、50が650km。2台とも前後2基のモーターを搭載する4輪駆動だが、動力性能は40が最高出力326PS、最大トルク63Nm、50が同630PS、765Nmとなる。


デザインは目を引く。特にフロントデザインはインパクトがある。伝統のキドニーグリルはEVらしくパネルになっているが、とにかく大きくなっていて、上下に長い。BMWラインアップで最も薄いというヘッドライトとの組み合わせにより、独特な雰囲気に仕上がっている。


インテリアはとてもしゃれていた。メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させたのはBMWにとって今回が初めてとのこと。ナビにはBMW初のAR表示を採用している。物理的なボダン類は少ないが、シフト操作は逆でレバーからボタンになった。六角形のステアリングホイールもBMWモデルでは初採用だという。


急速充電器では最大150kWでの充電が可能。自宅などの普通充電であれば最大11kWで充電できる。150kWの急速充電を利用する場合、40分以内に約80%の充電が完了。10分でも航続距離約100km分の電気が溜められる。普通充電であれば、空のバッテリーを約7時間でフル充電することが可能だ。(藤田真吾)