F1が、2022年のレースウイークエンドに、ファンのための新たな試みとして、各チームの最新技術情報を紹介するセッションを設けることを計画していることがわかった。
来シーズン、F1はコース上でのバトルを活性化し、チーム間のパフォーマンス差を縮めることを狙い、技術レギュレーションを大幅に変更、マシンが大きな変化を遂げる。
さらにF1は来季、史上最多23戦を行うにあたり、木曜のメディアデーを廃止しようとしている。代わって新たな試みとして、金曜朝にメディアに対し、各チームがマシンアップデートについて説明する時間を設けるプランを進めている。
F1のモータースポーツ担当マネージングディレクター、ロス・ブラウンは、1日に行われたオンライン・メディアカンファレンスにおいて、この計画について説明した。
「我々は金曜日に意義深いセッションを行うつもりだ。あなた方(メディア)にマシンを見てもらい、担当者と話をしてもらうためのセッションだ」とブラウンは言う。
「より大勢の人たちに関わってもらい、何が起きているのかをより深く理解してもらうための取り組みを進めている」
「来年は、金曜朝にマシンが紹介される。各チームがその週末に向けて施した変更について説明するのだ。(規則により)彼らは変更についてFIAに申告することになっている」
「新たな意義が加わり、このスポーツに対する新しい関心が生まれるだろう。大勢のファンが、F1の技術的な側面に興味を持っているのだ」