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資生堂が展開するメディテーションサービスが進化 心の状態に合わせた4つコースで提案

2021年11月02日 13:02  Fashionsnap.com

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資生堂のブランド「SHISEIDO」の旗艦店「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」地下1階で展開する、メディテーションサービス「インナー・ビューティー・チャージ(Inner Beauty Charge)」が、お客の心の状態に合わせた4つのコース(INSPIRE、ACTIVATE、EMPOWER、CALM)をそろえてリニューアルし、11月3日からサービスを提供する。同旗艦店オープン1周年を記念したもの。

 同旗艦店は2020年7月、最新のテクノロジーとヒューマンタッチを融合させた美の体験を提供する施設としてオープン。デジタルを駆使した1階、カウンセリングなどを重視した2階、そしてメディテーション体験を提供する地下1階で構成する。今回、地下1階のサービスメニューをリニューアル。これまで1つだったコースを4つに拡大し、よりお客の状態に寄り添った提案を行うことが可能になった。
 ステップ1(ディスコネクト、約5分)でヘッドスパを装着し現在の心の状態を測定。結果をもとに新メニューの4つのコースから最適なものを提案する。なお、提案されたコースではなく、好みのコースを選ぶことも可能だ。
4つのコース INSPIRE:集中力を養い、創造性を高めたいACTIVATE:疲れた心と身体をリフレッシュしたいEMPOWER:より前向きに、自信をつけたいCALM:気持ちを落ち着かせて、心をクリアにしたい
 コースを選択後、ステップ2(リセット&チャージ、約20分)として、メディテーションカプセル「SOMADOME」内で、主力製品の「アルティミューン™ パワライジング コンセントレート Ⅲ」の香りや光、音による五感へのアプローチを体験。ステップ3で体験前と体験中のメディテーションの状態をグラフで示し、リラックス度や集中度といった心の変化を可視化して提供。個人差はあるが、カプセルに入って音・光・香りにより気持ちを落ち着かせることで、より心の安定感を得たことがグラフで理解でき効果を実感できる。終了後、データはメールで送信する。4つのコースに合わせたオリジナル茶葉のプレゼントも行う。価格は30分のコースで税込4000円、予約制となっている。
 資生堂のSHISEIDO Global Brand Unitの平山友哉マネジャーは「オープン当時からコロナ禍でどう提案するかを模索してきた。ヘッドフォンを付けて音声を聞きながら操作、移動などを行うことで、ほぼ非接触の状態でメデュケーションを受けることが可能であることも同施設の特徴だ。オープンから1年が過ぎ、リピートする方もいて、他のコースも体験してみたいというお声を受けた。4コースになったことで実際に自分が感じていた心の状態とは違った提案になることもあると思うが、それが“真”の状態でもある。自分自身と向き合うことで内側の美しさを引き出してほしい」と語り、今後もメディテーションを進化させていくという。