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第39回女子駅伝で区間賞は全員「ナイキ」着用、6区中4人が区間新

2021年11月01日 20:21  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

(写真上から)ネクスト%2、アルファフライ
10月31日に開催された第39回全日本大学女子駅伝対校選手権で、「ナイキ(NIKE)」のランニングシューズを着用した選手が6区間すべての区間賞を獲得した。いずれの選手も「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」(以下、アルファフライ)か、「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト% 2」(以下、ネクスト%2)を着用していた。

 アルファフライとネクスト%2はいずれも、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)や2020年の箱根駅伝で"ピンクの厚底シューズ"として話題を集めた「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」の後継モデル。アルファフライは前足部に配置した2つの「ナイキ ズーム エア ポッド」が特徴で、フォームはネクスト%より増量したナイキ史上最もソフトで軽いフォームの「ズーム X フォーム」を搭載している。カーボン ファイバー プレートを1枚搭載しており、アッパーには超軽量で通気性を重視した透け感のある編み素材「アトムニット」を使用した。
 ネクスト% 2は、ミッドソールにはスムーズな体重移動のためにカーボンプレートをフルレングスで搭載しており、軽量で反発性に優れたズームエックス フォームを採用。安定性とエネルギーリターンを向上させるため、前足部とかかとのソールの厚みの差を8mmに設計し、アッパーは柔らかさと通気性に優れたエンジニアードメッシュ素材を使用している。東京オリンピックの陸上男子マラソンで、2大会連続の金メダルを獲得したケニアのエリウド・キプチョゲ選手をはじめ表彰台に立った3人が着用したことでも知られている。
 全日本大学女子駅伝で区間賞を獲得した選手の中で1区の名城大学・山本有真選手、4区の名城大学・谷本七星選手、5区の拓殖大学・不破聖衣来選手がネクスト%2を、2区の名城大学・高松智美ムセンビ選手、3区の名城大学・和田有菜選手、6区の名城大学・増渕佑香選手がアルファフライを着用。そのうち自身が持つ区間記録12分20秒を12分1秒に更新した2区の高松智美ムセンビ選手をはじめ、4区、5区、6区で区間新記録が打ち出された。