トップへ

ラグマットが作れる日本初のタフティングスタジオが開設、希望のデザインで製作可能

2021年10月29日 18:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
オリジナルラグ作りのワークショップスタジオを運営する毛毛が、「ブラックアイパッチ(BlackEyePatch)」や「ワンエルディーケー(1LDK)」などのラグマットを製造するブランド「三好敷物(MIYOSHI RUG)」をパートナーに迎え、日本初のタフティングスタジオ「tufting studio KEKE」を開設した。価格は税込2万5000円~。公式サイトからワークショップへの参加予約が可能で、10、11月分は満枠となっている。12月分の予約は11月中に受付を開始する。

 タフティングは、ヘッシャンと呼ばれる専用の布に数本の系を束ねた房を縫い込みラグマットを製作する技法。全自動の機械技術では技法の再現が難しく、細かく繊細なデザインの表現や職人の手作業による風合いが特徴となっている。
 tufting studio KEKEは、職人の数が減少し、タフティングによるラグ製作の工場が残り数件となっている現状に焦点を当て、ワークショップを通してラグを作る楽しさをはじめ、日本のタフティング業界を盛り上げることを目的にオープンした。三好敷物の協力のもと機材や資材を揃え、徳島の工場で技術を習得したスタッフのサポートを受けながらオリジナルのラグマットの製作が可能。希望のデザインを「jpg」「png」「ai」「psd」の形式で用意し、ワークショップ参加日の1週間前までにデザインの提出が必須となっている。ラグサイズは60cm×60cmで、所用時間は5~6時間。なお、2回目以降は1時間につき1500円と材料費でスタジオ貸しでのアトリエの利用が可能となる。

■tufting studio KEKE住所:東京都台東区池之端3-3-9 花園アレイ105予約サイト